ふれあい実習

早期の体験を通して、目標を持って学ぶ姿勢をつくる

長期的な視点で子どもの成長を見守り、支援できる教育者・保育者の養成をめざす子ども発達学科では、保育園から大学までを有する総合学園のメリットを生かし、1年次から保育園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校で独自の実習を実施。早期に子どもたちとふれあう体験を重ねることで、学びの意義について考え、一人ひとり明確な目標を持って学ぶ姿勢をつくります。

観察:ふれあい実習Ⅰ(1年次前期)

保育園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校の現場で、子どもたちの様子や授業・保育を観察します。観察後の討論会では各自の実習ノートを持ち寄り、事例をもとにしながら指導法を考察。学年やクラス、科目の特性により異なる授業方法に気付き、保育士・教員の立場で保育や授業を見る視点を養います。

参加:ふれあい実習Ⅱ(1年次後期~)

ボランティアの立場で保育・教育の場を経験します。実習前の基礎学習として、ボランティア活動に不可欠な知識、技能、マナーを修得。実習後は、経験をレポートにまとめ発表することで、実習の成果を学生同士で共有します。

ボランティア科目

将来の成長につながる、地域でのボランティア活動

子どもたちとふれあう機会を増やしながら、教育者・保育者としての自覚と実践力を育てるため、教育や福祉に関連するボランティアへの参加を推奨しています。本学が定める基準に達している活動に対しては、単位を認定。また、所定の活動期間(1~2年間)を満たすと、教員採用試験で加点措置を受けられる特例対象となる場合(名古屋市)もあります。

学校体験活動Ⅰ・Ⅱ

名古屋市教育委員会の「教職インターンシップ」など、学校関連ボランティアや子どもキャンプ指導員への参加を推奨しています。

福祉ボランティアⅠ・Ⅱ

保育所や児童福祉施設など子どもに関わる福祉施設を中心に、福祉関連のボランティア活動を推奨。情報を提供し、参加しやすい環境を整えています。

椙山の実習環境は、ここが違う!

都心に立地するロケーションを生かし、効率的な実習・ボランティア参加が可能に。

主要な実習先となる附属保育園・幼稚園は大学に近く、認定こども園は徒歩圏内に隣接。すべて名古屋都心の交通アクセスに優れた場所に立地するため、大学の授業と実習との両立が可能に。市内の小学校でのボランティアにも、授業に影響を与えることなく、参加することができます。

大学とボランティア先・実習先の立地