将来の可能性を広げる、複数の資格・免許の取得を支援

今日、子どもの問題行動の低年齢化や学力低下などの対策として、就学前後の子どもの発達や学びの連続性を意識した保育所・認定こども園・幼稚園・小学校の連携した取り組みが活発化しており、子どもの発達を長い期間で見通し、適切な指導ができる力が求められています。教育学部では、子どもの成長を多角的かつ長期的な視点で見守ることができ、教育者・保育者としての将来の可能性を広げる複数の資格・免許の取得を積極的に支援。4年間で複数の免許状が取得できるようにカリキュラムや実習を工夫しています。

保育・初等教育専修

保育士・幼稚園教諭コース

幼保一元化の動きに対応し、保育に関する高度な知識と技能を有する保育士と幼稚園教諭の両方の資格・免許を持つ人材を育成します。
(取得免許)
保育士【必修】、幼稚園教諭一種【必修】<必要単位数:126単位>

保育士・幼稚園教諭+小学校教諭コース

就学前の幼児期に関する専門知識を持ち、幼児期から学齢期への移行をスムーズに行える幼稚園教諭、小学校教諭を養成。将来は小学校教諭になるという選択肢も広がります。
(取得免許)
保育士【必修】、幼稚園教諭一種【必修】、小学校教諭一種<必要単位数:161単位>

保育士・幼稚園教諭+特別支援学校教諭コース 

日常的に障害児と対応する機会がある保育現場では、発達障害の子どもに適切に対応できる人材が求められており、特別支援教育を学ぶことで、すべての子どもに適切に対応できる専門性の高い保育者を養成します。
(取得免許)
保育士【必修】、幼稚園教諭一種【必修】、特別支援学校教諭一種<必要単位数:147単位>
※ 特別支援学校教諭プログラムの履修にあたっては選抜を行うことがあります。

初等中等教育専修

小学校教諭コース

小学校教諭のスペシャリストを養成。快活で楽しい学級運営ができ、多様な個性を持つ子どもたちに的確に対応できる授業力を持った先生を養成します。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】<必要単位数:126単位>

小学校教諭+幼稚園教諭コース

就学前の幼児期に関する専門知識を持ち、幼児期から学齢期への移行をスムーズに行える幼稚園教諭、小学校教諭を養成。将来は幼稚園教諭になるという選択肢も広がります。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】幼稚園教諭一種<必要単位数:127単位>

小学校教諭+中学校・高等学校(国語)コース

国語の専門性を持つ小学校教諭と中学校・高等学校の 国語教諭を養成します。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】、中学校教諭一種(国語)、高等学校教諭一種(国語)<必要単位数:144単位 > ※ 希望者は幼稚園教諭一種も取得可能 ※中学校教諭一種(国語)、高等学校教諭一種(国語)は申請中

小学校教諭+中学校・高等学校(数学)コース

数学の専門性を持つ小学校教諭と中学校・高等学校の数学教諭を養成します。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】、中学校教諭一種(数学)、高等学校教諭一種(数学)<必要単位数:148単位> ※希望者は幼稚園教諭一種も取得可能。

小学校教諭+中学校・高等学校(音楽)コース 

音楽の専門性を持つ小学校教諭と中学校・高等学校の音楽教諭を養成します。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】、中学校教諭一種(音楽)、高等学校教諭一種(音楽)<必要単位数:141単位> ※希望者は幼稚園教諭一種も取得可能。

小学校教諭+特別支援学校教諭コース

小学校教諭と特別支援学校教諭の両方の専門性を持つスペシャリストを養成。通常学級でも、それぞれの子どもの特性に合わせた適切な働きかけができる教諭を目指します。
(取得免許)
小学校教諭一種【必修】、特別支援学校教諭一種<必要単位数:134単位> ※特別支援学校教諭プログラムの履修にあたっては選抜を行うことがあります。

実績

可能性を広げるために頑張る教育学部生のFACT

教育学部は設立以来、複数資格・免許の取得を目指す学生が数多く、確かな実績を積み上げています。

保育・初等教育専修

【保・幼・小】のトリプル資格取得率
72.6%
2022年度の保育・初等教育専修卒業生(保育士・幼稚園教諭免許状取得率100%)のうち、72.6%が保育士・幼稚園教諭に加え、小学校教諭免許を取得。

初等中等教育専修

【小学校教諭+α】の複数免許取得率
75.3%
2022年度の初等中等教育専修卒業生(小学校教諭免許状取得率100%)のうち、75.3%が小学校教諭免許に加え、中学校・高等学校(数学・音楽)教諭免許または幼稚園教諭免許を取得。