教職論

受講する立場から教師の授業や教育活動を評価することに加えて、この授業では教師側からの視点でも、授業や教育活動を評価できるようにします。また、教職を職業とすることの意義を理解するとともに、他者の個性を理解できるようにします。

子どもの発達心理学Ⅰ

子どもの発達に関わる心理学の基礎を修得して子どもへの理解を深めます。子どもが人との相互作用を通して発達するプロセスを学び、子どもと発達にかかわる諸要因に対する「洞察力」「課題発見能力」などの基礎力を養います。

基礎ピアノⅠ・Ⅱ

習熟度に合わせた個人レッスンを実施。ピアノ演奏のための基礎的な技術と表現方法、および基本的な和声進行を修得します。そのうえで、子どもの歌の弾き歌いができる力を身に付けていきます。

子どもと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ

教員養成課程で必修化となった英語の指導法に関する科目を教育学部では開設時から開講し、ノウハウを蓄積。英作文やプロジェクト、プレゼンテーションの練習を通して英会話能力を磨くとともに、子どもたちに英語を教えるスキルを養成します。

子どもの保健

個人衛生の観点から小児の成長・発達、疾患とその予防対策について学び、保育実践における保健活動の重要性を理解することで、家庭や地域と連携し、子どもたちの成長と保護者の育児を支援できる人材を育成します。

生活科

 小学校1〜2年で開設される生活科。本授業では、自然とのふれあい体験や身の回りのものを利用した遊びといった活動の中から、特に野菜の栽培活動を中心に行い、命と食との関係について科学的かつ道徳的な考察を行います。

国語の指導法

国語科の「話す」「聞く」「書く」「読む」それぞれの領域について、授業のあり方について考え、どのように構成するか、どのような指導方法が望ましいのかといった国語科指導法の基礎・基本を身に付けます。

保育指導法(造形表現)

実際の子どもの映像や作品をもとに、遊びや生活とのつながりにおける乳幼児の造形表現を捉えます。また、発達過程と照らし合わせながら子どもの絵の読み取り方、心の状態を学び、子どもへの理解を深めます。

教職実践演習(教諭)

教職課程の科目や教育実習・課外活動等を通して身に付けた経験・知識を踏まえて、模擬授業やディスカッションを行います。教職を目指す学生が相互に啓発・統合することで健全な教師像を確立し、自らの資質を確認します。

数学科内容構成A・B

小学校、中学校、高等学校の算数や数学で教える領域を確認します。また、教員採用試験で出題された問題や類題への取り組みを通して、算数や数学の実践的な指導力を身に付けます。

知的障害児教育Ⅰ(教育課程)

知的障害のある幼児、児童、生徒の教育について、その歴史、教育制度、指導法、キャリア発達支援、共生社会とインクルーシブ教育、合理的配慮、基礎的環境整備、保護者対応など多岐に渡る分野を学修します。