学校案内

校長挨拶

21世紀を生きる女性の教育をめざす学園

  • 椙山女学園高等学校
    校長 早川 操

 椙山女学園中学校・高等学校は昭和23年に現在の名称変更をしてからまもなく70年を迎えます。その始まりは、大正6年(1917)年の椙山高等女学校にまでさかのぼります。本校は、大正・昭和の時代をへて、これまで100年にわたって女性の自立・自活のための教育に貢献してきました。
 21世紀のグローバル社会では、急な変化に対応する力が求められています。現在は、学校で学んで身につけたことを、社会に出てからも生かして使えるような教育が重視されています。21世紀に求められる知識や人間性は、学校だけでなく社会に出てからも学び続けて、それをさまざまな状況で活用できることが期待されています。
 本校は、これまで100年にわたって積み重ねてきた人間教育の伝統と地域社会からの信頼に基づいて、生徒の将来の社会進出をみすえた進路希望に沿った学びの場を提供しています。学校での授業、個性的な独自教育、クラブ活動や年間行事などをつうじて、生徒たちの知性、個性、豊かな心を養うことをめざします。
 これらの教育活動を支えているのが椙山女学園の教育理念である「人間になろう」の精神です。人間らしく生きることは、他の人を支えることができ、他の人とともに生き、自らも努力することができる人間になることです。この精神は、保育園・幼稚園から大学にいたるまで本学園の教育全体をつうじていきわたっている理想です。汲めどもつきることのない本学園の教育の理想を次の世代に伝えるため、教職員一同一層の努力をしてまいりたいと思います。

早川 操(Misao Hayakawa)プロフィール
三重県出身
コロンビア大学大学院博士課程修了(Ph.D.:哲学博士)
市邨学園短期大学、名古屋大学教育学部・同大学院教育発達科学研究科(名古屋大学名誉教授)を経て、2015年4月より椙山女学園大学教育学部教授

専門分野:教育学、教育理論・教育思想など
著書:『デューイの探究教育哲学 相互成長をめざす人間形成論再考』(名古屋大学出版会、単著)、『教育と学びの原理 変動する社会と向き合うために』(名古屋大学出版会、共著)
論文など:「変動する社会における教育と人間像-ケアする人間を育てる教育-」(『教育と医学』No.665)、「大学教育における汎用的知識技能の育成とその課題」(『教育哲学研究』第113号)