学びの特色
社会で生きる柔軟な思考を
身に付ける学び
国内最大級のジェンダー・女性学のカリキュラムを用意。社会課題の解決策を考える演習で、多様性と共生社会への深い理解を獲得。「当たり前」を問い直す柔軟な思考を養い、社会・ビジネスシーンでの活躍を目指す。
実践を通して獲得する人間関係力
豊富な事例研究や演習を通して、人間のつながりや支え合いの仕組みを学ぶ。多彩な経験を通して、あらゆる状況において自ら行動し、共創しながら現実課題に取り組む人間関係力を身に付ける。
共生社会を実現する福祉専門職への道
社会福祉士国家試験合格率の確かな実績。1年次からのフィールドワークや一人ひとりに合わせた実習指導で実践力を高め、即戦力として活躍できる福祉マインドと専門性を確立する。
取得可能な資格
社会福祉士《受験資格》/中学校教諭一種免許状(社会)/高等学校教諭一種免許状(公民)/学芸員/司書/司書教諭/児童福祉司(実務1年・任用資格)/社会福祉主事(任用資格)/児童指導員(任用資格)
目指すキャリア
多様性に配慮した提案を行う各業界の総合職(人事・労務部門、営業部門)/人のつながりを生み出す公務員・団体職員(行政職、福祉職、NPO、NGO)/福祉専門職(行政機関、病院、相談機関、特例子会社、ソーシャルワーカー)/教員(中学校教諭(社会)、高等学校教諭(公民))
学びのフィールド
生/性の多様性
- ジェンダー
- 女性学
さまざまな生き方や性の在り方にフォーカスして学びを深めます。企業や自治体など、社会のあらゆる場で求められるダイバーシティや、男女共同参画社会の推進に向け、リーダーシップを発揮しながらプロジェクトを遂行する実践力を養います。
- [つながる将来]
-
- 総合職
- 人事職
- 企画職
- 公務員
- など
社会と福祉
- 社会福祉
子ども、高齢者、障害者など社会を構成する全ての人々が幸せに暮らすことのできる、社会福祉や共生社会の在り方を探究します。また、地域、医療、司法など、幅広い領域において、人々が自分らしく生きるための支援策を考案し、実現する力を養います。
- [つながる将来]
-
- 公務員(福祉専門職)
- NPO・NGO職員
- 病院(福祉専門職)
- など
子ども/若者と包摂
- 教育と社会
- 人間形成
子どもを取り巻く環境や多様な家族の在り方、若者の文化などを幅広く理解。その上で、例えば、学校や家庭以外の、第3の居場所づくりに取り組むなど、全ての子ども、若者の幸せな未来を創造する、新しい組織や社会の仕組みを考案する力を養います。
- [つながる将来]
-
- 子どもの支援に関わる企業・団体
- 公務員
- 人事職
- など
国内最大級のジェンダー・女性学科目を開講
[テーマ例]
学生服が男女で違うのはなぜ?
教育現場における
ジェンダーの課題とは
男女の役割についての偏見や固定概念など、人や社会が無意識のうちに形成するジェンダーバイアス。教育現場の実情を踏まえ、課題や解決法を学びます。
- [関連授業]
- 教育とジェンダー
- [つながる将来]
- 教育
- 子育て支援
固定概念が形成される前の子どもとの関わりの中で、一人ひとりの個性や意思を尊重した働きかけや対応ができる力を養います。
働く女性は増えたのに、
女性管理職の割合が
増えない理由とは?
女性の昇進を阻む要因を検証し、女性がリーダーとして生き生きと活躍するための組織における人材育成、人事マネジメントを学びます。
- [関連授業]
- 女性と職業生活A
- 組織と人間
- [つながる将来]
- 人事職
- 人材サービス職
性別にかかわらず、個人が能力を発揮できる環境づくりを推進するとともに、自らも主体的にキャリアを形成する力を育みます。
アンケートの性別欄、
男女2択で大丈夫?
一人ひとり違う「生と性」を理解しよう
性に関わるアイデンティティ形成など、現代社会におけるジェンダーの諸問題を学び、誰もが生きやすい社会の在り方を探ります。
- [関連授業]
- ジェンダー・セクシュアリティ論
- [つながる将来]
- 営業職
- 接客業
人と関わる職業において、相手の発言の意図や背景を幅広い視野から捉え、最適な提案や柔軟なサービスを生み出す力を養います。
実践プロジェクト
女性特有の健康課題を、
テクノロジーの力で解決・改善
ライフステージごとに起こる女性の体の変化や健康の悩み。こうした問題をテクノロジーで解決しようとするフェムテック(FemTech)が広がっています。近年注目されるこのテーマにいち早く着手し、新ブランド「feminak」を手掛ける株式会社ゴムノイナキと連携し、月経の負担軽減や性教育の在り方など、女性のQOL向上を目指した活動を行います。
社会福祉士国家試験合格率
世福祉マインドを企業、社会で生かす
「社会と福祉」モジュールで国家試験の受験資格が得られるカリキュラムを設置し、4年次には本格的な国家試験対策を実施。学科独自の対策講座、模擬形式のテストや夏の対策合宿など徹底した指導と支援で合格を目指します。
新入生VOICE
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人間共生学科
古賀 優咲さん
- 人間共生学科を選んだ理由は?
- 社会福祉士の資格取得を目指していて、そのための授業が充実していて合格率も高い人間共生学科を選びました。実際に社会福祉士として現場で働いていた先生もいらっしゃるので、社会福祉士のリアルを知ることができます。また、少人数体制で学生一人ひとりを大切にしてもらえるところも魅力に感じました。
- どんな授業が楽しいですか?
- 「ソーシャルワーク論」の授業です。授業の中で、事例を見て何が課題でどういった支援をするべきかを具体的に考えます。実際にソーシャルワーカー側に立って考えるのはとても難しいですが、新鮮で楽しいです。
- 高校生に伝えたい、
人間共生学科のおすすめポイントは? - 社会福祉士の資格以外に中学校の社会の教員免許や高校の公民の教員免許なども取得でき、就職率も高いところです。また、社会福祉に限らず、ジェンダーや若者・子どもについても深く学べる点もおすすめです。日進キャンパスは星が丘キャンパスに比べて、少人数で落ち着いて授業を受けることができ、優しい先生ばかりです。
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人間共生学科
江島 知咲さん
- 人間共生学科を選んだ理由は?
- 以前からジェンダーの捉え方について、周りの人の発言や行動に疑問を感じることがあり、深くジェンダーを学ぶ科目が豊富な人間共生学科で、自分の疑問に向き合ってみたいと思ったからです。また、将来像がはっきりとしていなかったため、社会に出たときにどの業界でも生かせる知識が学びたいとの思いもありました。女子大の環境は、性別というフィルターにとらわれずに議論を交わし合えるので、自分の積極性を引き出すのにぴったりだと思ったことも決め手です。
- どんな授業が楽しいですか?
- 「ジェンダー・セクシュアリティ論」の授業です。この授業を受けてから、明らかに物事の見方が変わり、ジェンダーバイアスは、私たちの意識そのものに深く根づいていることに気づきました。ジェンダーを学ぶことは、LGBTQなどへの理解につながるだけでなく、自身の生きにくさや日常の何気ない疑問の解決にも役立っています。
- 入学後に感じたギャップは?
- 高校時代は、似た考えを持つ友人ばかりと関わっていましたが、いざ大学に入ると本当に多様な考えを持った人と少人数のゼミなどで交流するため、幅広い考え方に触れられることがとても面白いです。考え方の違いを否定したり排除したりするのではなく、すべて貴重な意見として取り入れるという懐の広さが、今までに経験したことがないものだったので、とても驚きました。