現代マネジメント学科:日経平均が最高値を更新する中、東京金融マーケットを見学

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2月26日(月)、現代マネジメント学部の「基礎演習」(担当:植林茂教授)2年のゼミ生9名が参加して東京金融マーケット等の見学を実施し、東京都中央区にある東京短資、東京証券取引所、日本銀行本店を訪れました。
 
まず、中央区日本橋にある東京短資ビルを訪問し、銀行等金融機関の決済資金の運用・調達の場であるコール市場の資金仲介業務等を行っている東京短資のフロア、外国為替市場の取引を行っている上田東短フォレックスなどの市場について、専門家の説明により見学しました。外国人職員も交じって取引を行う状況について、臨場感を持って見学することができました。さらに、著名な金融マーケット専門のエコノミストである東短リサーチ代表取締役社長 加藤出氏から最近のマーケットの実情と今後の展望について説明を伺いました。
 
次に東京証券取引所を訪れました。東証は、わが国の株式売買の過半を占める日本最大の証券取引所です。かつては場立ちによる人の手を介した売買でしたが、現在ではすべてコンピュータによって売り買いのマッチングが行われています。これまでの東証の歴史や取引のシステム等について、写真や現場をみながら専門ガイドの説明を受けました。日経平均株価が最高値を更新する中、多数のマスコミが東証に取材に来ていました。
 
最後に訪れたのは、日本銀行本店です。明治時代の建てられた当時に使われていた地下金庫や旧総裁室、明治から昭和に使われた営業スペース(客だまり)などを専門ガイドの説明により詳しく見学しました。
 
学生からは、「座学ではわからなかった金融の現場を直接見ることができて手触り感を持てた」「名古屋と比べてはるかに大きい東京金融市場を実感することができた」などの声が聞かれ、充実した一日となりました。