生活環境デザイン学科:清水研究室が共同開発した新工法(特許出願中)を用いた新築プロジェクトがいよいよ完成

ニュース

生活環境デザイン学科の清水秀丸講師の研究室が携わる総合建設業のタカノ建設株式会社(富山県富山市)の新築プロジェクト(三四五建築研究所 設計)がいよいよ完成を迎えます。このプロジェクトには生活環境デザイン学科の学生や大学院生も実験・解析など研究参加しています。
 
このプロジェクトは富山市内の国道41号線に面するタカノ建設本社敷地内に建設されるタカノグループ本社研修センター新築棟の新築プロジェクトです。近年、SDGsな材料として注目されている木材を使用した面格子を建設正面に、その他の主要部分を鋼構造で建設した3階建ての建物を建設しています。この面格子部分には、清水研究室らが共同開発し特許出願中の鋼板板をはめ込んだ新工法を採用しています。
 
2019年から2021年の期間をかけて研究を行い、2022年12月から2023年12月に建設したこの長期プロジェクトに、2019年から清水研究室に所属する学生が参加。学生2名と大学院生が参加し、実験・解析などを実施し、それぞれの卒業論文と修士論文でも発表しました。
 
生活環境デザイン学科では、国内でも少ない木造建物の構造に関する科目を開講しており、建築における幅広い専門知識や技術を修得できることが特徴です。