対象別の専門看護から、地域医療、公衆衛生看護まで幅広い看護実践力を獲得

多様化・高度化する医療・看護サービスに対応できる看護職養成のため、看護の対象となる人そのものや人を取り巻く環境、健康について理解し、その上で看護対象別の学びとともに、地域生活者のニーズに応える多様な看護について学びます。さらに演習形式で知識と技術を統合することで学びを深め、確かな実践力を身につけて臨地実習での看護展開に臨みます。

専門基礎科目

看護学の基礎として人間の理解(人間の心や身体の構造と機能)、人間と看護(疾病の原因とその回復過程)、人間と環境(人間を取り巻く社会環境)について学びます。

専門科目

看護の基礎

看護師としてのアイデンティティを築き上げる看護学の基礎。看護の理念や援助の本質を学ぶとともに、生活者として対象を理解しつつあらゆる看護場面に共通する看護の方法と過程について学びます。

生活支援と看護

対象が生活する場に応じ、多職種と連携しながら切れ目のないケアを実施できる包括的な看護活動の重要性を看護の基盤として学びます。

健康・発達と看護

対象や家族の特性に応じた援助を行うために必要な看護の知識と技術を修得し、様々な対象への看護方法と過程を学びます。

【母性看護学】ライフスタイル各期の女性や周産期の母子と家族への看護

【小児看護学】子どもの成長発達と健康障害がある子どもと家族への看護

【成人看護学】成人期の代表的な疾病の治療と病とともに生きることに焦点を当てた看護

【老年看護学】老年期に生きる、高齢者および家族への看護

【精神看護学】精神保健看護(心のケア)の必要なあらゆる人々とチームで協働する精神看護

公衆衛生と看護

地域や事業所、学校といった生活の場で、個人・家族・コミュニティを対象として展開される公衆衛生看護活動について学びます。

看護の統合

幅広く学んだ知識・技術を統合し、看護を総合的に展開できる能力を養成。振り返りにより基礎技術を着実に身に付けるとともに、卒業研究を通して問題を解決する能力を培います。

英語学習プログラム

看護学部では看護の現場でも使える基礎的な英語力の習得をめざし、独自の英語学習プログラムを設けています。

カリキュラム