加藤 理央奈さん

仲間と協力してひとつの課題に取り組むグループワークを通し、コミュニケーション能力が高まりました。3年次から始まる学外実習では、実務の中で多くのことを体験。私の場合は、病院実習において嚥下障害に対する食事は、個々の症状に応じて複数の段階に分かれていることを知りました。ほかにも、企業とコラボしたお弁当の開発プロジェクトに参加。ターゲットのニーズや価格を考慮した調理方法を提案し、さまざまな条件を踏まえたレシピ作りの楽しさを体感することができました。社会との結びつきを生かした学びが多いのは、椙山ならではの特徴だと思います。

中野 菖さん

食の面から病気の方々をサポートしたいと病院の管理栄養士をめざすように。椙山の管理栄養学科は、実習や実験など実践的な授業が充実しています。「臨床栄養学」で各疾患に合わせた栄養ケアについて学んだ上で、「臨床栄養学実習」で治療食の献立づくりや調理に取り組む。座学で学んだ知識を実践的に身に付けるという体系的なカリキュラムのおかげで、臨床現場で求められる専門知識やスキルを着実に身に付けることができました。また、必要な栄養価を維持しながら美味しい食事を提供するための創意工夫を経験し修得。チーム医療の一員として患者さんに食べる楽しみを届けたいという想いがますます強くなり、学びの意欲も高まりました。