ケースメソッド・演習

実践的な場での学びを通して、社会で求められる力を磨く

人間共生学科では、より発展的な学びを促すため、3・4年次に具体的な事例に基づいて学ぶ「ケースメソッド」「演習」を数多く開講しています。学生たちは、豊富なテーマの中から興味・関心のあるものを選択。具体的な事例に基づいて発表や討論をすることにより、現実にあるさまざまな問題を解決する能力を高めていきます。

ケースメソッド

アメリカ・ハーバードビジネススクールで始まり、世界中のビジネススクールで取り入れられている討議型授業。「判断」や「対処」を求められる事例を教材に、グループで討議しながら意思決定や問題解決の実践力を磨くことを目的としたアクティブラーニングです。

女性と職業生活

企業や組織で長期間勤続する女性を講師に招き、女性雇用の現実と課題について考えます。就業意識や長期間勤続の要因、職場の実態などについて直接聞くなかで、多様な生き方を主体的に考えることの大切さを学び、自分自身のキャリア形成にも生かしていきます。

地域と多様性

五感を働かせたフィールドワークによって地域の多様性を学びます。日常的には意識しない地域資源や地域課題を発見する力を高めるほか、グループワークやワークショップを通して、まちづくりファシリテーターとしての力を身に付けます。

椙山サバイバルプロジェクト

充実した学生生活を過ごすための仕掛けを考え、学生自ら実践します。企画・活動・広報・振り返りという一連の流れを通して人間関係づくりを学び、人間関係力の基礎を築きます。

人間関係トレーニング

問題解決型のグループワークや自己分析、コミュニケーションの難しさを知るトレーニングのほか、表現力を身に付けるための演劇や日本舞踊にも挑戦。体験的な方法で、人間関係の課題を発見し解決する道筋を探ります。

ジェンダーとセクシュアリティ

ジェンダーという考え方を理解しながら、性をめぐる諸問題を考察します。また、ゲストスピーカーを招き、セクシュアルマイノリティをめぐる問題や性暴力の実態を学修。性の多様性を理解し、誰もが生きやすい社会を目指すための第一歩を学びます。