浅地 日花里さん

調査や実験を行い、そこで得られたデータを分析するのが心理学。重要なのは分析結果をどう解釈し、自分なりに考察するかです。不明瞭な結果が出ても諦めず、そこから改善策を見つけ次の研究に生かすことが大切。その過程では、先生や友人の協力が欠かせません。みんなで話し合うなかで生まれる多様な視点が、答えを導き出すことを実感しました。心理学科では、さまざまな学びをモジュール化しています。子どもの発達に関して興味を持った私は、子どもの成長における心の変化について専門的に学ぶことができ、興味も広がっています。

岩崎 亜美さん

人間の行動の心理的背景や脳と心の関係に興味があり、心理学科を選択しました。臨床、発達、行動など幅広い心理学領域を総合的に学んでいく中で、特に面白いと感じているのは実験や心理的アセスメント、心理学統計法の授業。心理学は、人間の心理を科学的に研究する学問なので統計学などを使って数値化する授業があり、理系的なセンスが要求されます。そのため、数学に苦手意識があると多少苦労することもあると思いますが、この学科は先生方との距離が近く手厚いサポートを受けられるので、充分レベルアップできます。卒業後は、大学院に進学する予定。そして大学での学びを生かし、公認心理師として現場で活躍できる人材になりたいと思っています。