鈴木 奏恵さん

私が特に関心を持っているのは特別支援教育と異文化間教育です。特別支援教育では障がいの症状や本人の個性に適した対応の仕方などを、異文化間教育では海外にルーツのある生徒への接し方を事例とともに学修。どちらも実際の学級経営で大切になる内容なので、実務経験豊富な先生の体験談はとても参考になります。先生は授業以外でも質問や疑問に対し、納得いくまで対応してくれます。知的好奇心が満たされることはとても楽しく、また大学で同じ目標を持つたくさんの友人とも出会い、夢に向かって一緒に努力できる充実した時間を過ごしています。

榊原 歌穂さん

この学科は、「ふれあい実習」をはじめ早期から体験の機会が豊富です。また学業とボランティアの両立もしやすく、私は2年次からトワイライトスクールでのボランティアに参加。子どもたちと触れ合う中で課題や目標が見つかり、一つひとつ乗り越えながら小学校教員という夢に向かって進んでいると実感しています。現在はミュージカルサークルにも所属し、充実した毎日を過ごしています。学部や学年を超えて交流も深まり、さまざまな人と関わることで視野が広がりました。ミュージカルは、教育現場で求められる表現活動に通じていると思うので、今後も続けていきたいです。大学での新たな経験と出会いが、「先生」としての礎になると信じています。

阪野 珠さん

「どうやったら子どもたちが興味を持ってくれるかな」と考えることが好きで、1つの楽曲をさまざまな角度から分析して授業を組み立てる「音楽の指導法」に興味を持って取り組んでいます。音楽は評価が難しい教科ですが、模擬授業の後で先生やクラスメイトから受けるアドバイスは自分が気付かなかった点も多く、さまざまな発見があります。また椙山には独自のプログラムが充実しており、1年次から参加できる「ふれあい実習」や、シドニーの教育施設で行う海外研修など、早い時期から現場に立ち、教育の奥深さを実体験できる環境が整っています。将来は大学での学びを支えに芯のある先生になり、将来は教育現場の環境改善にも携わりたいと考えています。