ごっこ遊びが盛んなぶどう組では、様々なものになりきって楽しんでいます。子どもたちは自分たちで工夫してなんにでもなれてしまいます！

例えば、お誕生日様。毎月、誕生会に来てくれる大好きなお誕生日様に変身します。スカートやリボン、ステッキを持って「おたんじょうびさま～！」「はぁい！」「お誕生日の子はだれかしら～？」と振る舞い、赤ちゃんの人形を抱いて、クルクル抱っこまで再現しています。

時には、足湯ごっこで登場した湯ばぁば。足湯ごっこが終わると、保育室で湯もみ板に丁度良い段ボールを見つけ、「ヨッコイショ！」と草津節を思い出しながら、湯もみをしたり、足湯を作り、ミカンを食べる真似をしたりして遊んでいました。

また、子どもたちがお気に入りの「オオカミと７匹の子ヤギ」の話を模倣し、「トントントン、お母さんですよ、ドアを開けてちょうだい」「お母さんはそんなガラガラ声じゃないよ！」と子ども同士でやりとりをして楽しむ姿もあります。

他にも、レスキュー隊やお母さん、赤ちゃん、恐竜、プリンセス等、様々です。子どもたちが好きなものや日々の印象的な経験を再現しながら、イメージを膨らませて遊んでいます。また、友だち同士で同じイメージの中で言葉のやりとりをする姿も増えてきました。今後も、子どもたちのイメージに共感しながら、一緒にごっこ遊びを楽しみ、イメージの世界が豊かになるように楽しい毎日を過ごしていきます。