地域貢献・生涯学習

  1. HOME
  2. 地域貢献・生涯学習
  3. 地域社会との共生

地域社会との共生

地域社会と歩調を合わせ、その発展に貢献

椙山女学園では、長年にわたる人間教育の経験と実績、
さらには教育機関としてのノウハウを生かし、
多彩な生涯学習プログラムや地域への研究成果還元で
社会に貢献しています。

ライフデザインカレッジ

自分自身の人生をデザインする

近年、“男性は生涯同じ組織で働き、女性は家庭を中心に生活する”というかつての類型は変容し、多様な生き方が志向されるようになりました。その中で“転職やキャリアチェンジをする”“いったん離れていたキャリアを再開する”“働きながら学んでキャリアアップする”という循環的な学びとキャリアを目指す人が増えてきました。
このような新しい時代のトータルライフを支援するため、ライフデザインカレッジでは「キャリアアップ講座」「オープンアカデミー講座」「大学開放講座」「ライフデザイン講座」という4つのカデゴリーの講座を設け、リカレント教育を始めとして、知識・技能のみならず社会人女性の学問的理解や教養の向上のため、訪れる一人ひとりに寄り添い、“その人らしいトータルライフ”が展開されるよう応援することを目指します。

連携講座

椙山オープンカレッジを運営する社会連携センターでは、公共団体などに学内の教員を生涯学習講師として派遣したり、または学内の施設を利用した連携講座を実施することで、生涯学習の場を身近な場所で、提供しています。本学園は、学園の教育研究の成果を幅広く還元し、地域の方々に貢献できる“学び舎”をめざしています。

地域との交流

図書館
大学図書館(中央図書館・日進図書館)では、18歳以上(高校生を除く)の一般女性を対象に資料の貸し出しを含め開放しています。
また、高・中図書館では、本校が指定した土曜日を地域の小学生(4~6年)に開放し、館内においての図書・雑誌・絵本の閲覧が可能となっています。
このほか、幼稚園のえほんのへやでは、毎週土曜日と夏休みに一般開放し、閲覧や貸し出し、教員による読み聞かせを行っています。
地域交流など
大学では、日進市と連携教育に関する協定の締結をはじめ、教育学部生が地域に住む乳幼児とその保護者に、子育て支援の活動を行う「子育てキャラバン隊」や生活科学研究科の大学院生と生活科学部管理栄養学科の学生が食を通じた星ヶ丘の街の活性化をめざし、名古屋三越星ヶ丘店との協力を進め、レシピカードの運営やお弁当の開発を行うなど、本学の教育・研究活動の活性化を図るとともに地域への貢献を進めています。
中学・高校では、地域の方々への感謝の気持ちを表し、在校生全員がクラスごとに学校から覚王山周辺の清掃を行っています。
小学校では、地域の「やまのて音楽祭」に参加、会場提供のほか、「覚王山参道ミュージアム」に作品を出展しています。また、名古屋フィルハーモニー交響楽団との共演、東山動物園との連携など、地域のイベントに積極的に参加しています。
幼稚園では、園へ足を運ぶことの少ない父親や祖父母が来園して園児たちと触れ合う「おとうさんDAY」「おじいちゃんおばあちゃんDAY」や、年長クラスの行事として地域の老人ホーム訪問を行うなど、より多くの人と触れ合うことによって、園のめざす豊かな人間性の育成を実践しています。また、地域の方を対象に本園教員による子育て相談を常時受け付けています。
臨床心理相談室
地域に開かれた心の相談室として、人間関係学部の臨床心理学を専門とする教員が中心となり、発達障害(自閉性障害やADHD など)や不登校をはじめさまざまな心の相談について、カウンセリングや遊戯治療を行っています。相談室は大学院の臨床心理士養成の実習施設でもあり、子どもへの遊戯治療は臨床心理士の資格取得をめざす大学院生も教員の指導のもとで対応しています。日進市教育委員会の委託契約により、日進市立小・中学校の教員は担任する生徒に関する相談を無料で受けることができます。また、日進市立内の小・中学校に在籍している子どもの相談の場合には親子それぞれ2回分の相談料を無料とし、受け付けています。