りんご組の子どもたちは、言葉や仕草で保育者や友達とコミュニケーションを取ろうとする姿が増えてきました。その中でも最近よくみられるやりとりが「どうぞ」「どうも」です。

　玩具を手に取り、保育者と目が合うと"どうぞ"と玩具を手で差し出してくれます。保育者が「どうも」と頭を下げながら受け取ると、同じようにしてくれます。反対に「どうぞ」と玩具を渡すと、何度もペコッと頭を下げて受け取っています。言葉が出てきた子は、「じょ～！」「おっ！おっ！」と"どうぞ！"と表現したり、嬉しそうに「あぁ～！」と言って受け取ったりして、このやりとりを楽しんでいます。保育者に応えてもらうと、嬉しいようで繰り返したり、周りの子たちにやりとりが広がったりしています。

大人や周りの子の動きをよく見て、仕草や言葉、やりとりをたくさん吸収している子どもたち。これからさらに様々なことがわかるようになり、楽しくて面白い関わりが展開されていきます。子どもの表現に応えながら、保育者も一緒に楽しんでいきたいと思います。