園舎の二階に上がると『わくわくネット』というネット遊具が三階にまで広がっています。幼稚園の近くにあり、ぶどう組にしか行けない場所とあって子どもたちにとっては憧れの場所です。保育者が「今日はネットに行こうかな？」と声を掛けると子どもたちは「ネット！」「ネット好き！」といつも大喜びです。

ネットに続く階段は一段一段の高さがあるため手をつきながら進みます。この階段も子どもにとっては一つの遊具のようで「のぼる～！」と嬉しそうに登っていきます。

わくわくネットに初めて来たときは「こわ～い」と、恐る恐るネットに手を掛ける姿や、保育者のそばを離れられない子もいましたが、繰り返し遊ぶうちに慣れてきました。ジャンプしたり、ぶら下がったり、滑ったり、いろいろな遊び方を楽しんでいます。しっかりと手足の指の力でネットをつかんで登ったり、ネットの側面に落ちないようにしがみついたりと指をたくさん使っています。

たくさん遊んで疲れると寝転んで一休み。「おひるねする～」とお友達と一緒にハンモックのようにしてくつろいでいます。

ジャンプをしたり走ったりするとネットが大きく揺れることに気が付きました。「ゆれるね～」とさらに大きくジャンプすると子どもたちの動きもダイナミックになりました。

お部屋に戻ると子どもたちはいつも汗だくです。自分のタオルで汗を拭き、お茶を飲んで休息をとりながら、お友達と「またいこうね」と話し次を楽しみにしていました。