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世界の文化と食~「フランス」「中国」編~千種生涯学習センターとの共催講座を開催

世界の文化と食~「フランス」「中国」編~千種生涯学習センターとの共催講座を開催

2018.10.01

 8月2日(木)から9月13日(木)までの4回にわたり、本学教育学部棟において千種生涯学習センターとの共催講座を開催しました。この講座は「世界の文化と食」をテーマに、取り上げた国の文化と食についての講義の後、その国の料理を作るという、講義と調理実習を合わせたユニークなスタイルです。昨年初めて実施したところ好評だったためシリーズ化し、今年度は「フランス」と「中国」編として実施しました。
 フランス編の講義では、パリのオートクチュールでの在職経験があり、ファッションデザインが専門の生活科学部の滝澤愛講師が「フランスの文化とファッションを知ろう!」をテーマに、フランスでのファッションの位置づけやトレンド発信から流行の流れについて解説。また、ファッションの源流や年代ごとの特徴と社会背景や文化にも触れながら、ファッションを取り巻く様々な背景とその変容について説明しました。フランス編の調理実習では、生活科学部の加賀谷みえ子教授の指導のもと、プロヴァンス地方の郷土料理である「白いんげん豆と野菜のスープのバジルソース添え」や「若鶏のフリカッセ」「ブランマンジェ」の3品を調理しました。
 中国編の講義では、中国出身で文化情報学部の鄭麗芸教授が、「中国の文化と風習を知ろう」をテーマに、中国の文化・風習の受容と変容、食文化と茶文化の関係、中国と日本の文化風俗の比較を取り上げ、中国と日本の文化はお互いに影響を受けながら、似ているようで似ていない面白い関係性があることについて言及しました。中国編の調理実習では「生菜餛飩(レタス入りワンタンスープ)」「什錦米粉(五目ビーフン)」「麻婆豆腐(豚ひき肉と豆腐の唐辛子味噌炒め)」を調理し、中国の食の世界を楽しみました。