学園章

  • 現在、椙山女学園各校の校章の基本となっている学園章。中央の三角は「椙の樹」を、縦の線と外円は「山」という字の形を表しています。真中の三角は教育の目的である「知育・徳育・体育」の三方向を表し、中央の線は三方向を一貫してさらに外円のごとく十全円満な発達を期す学園の理想を表現し、上部の少しあいているところは、なお無限に向上発展する意を示したものです。

コミュニケーションマーク

  • 大学の存在意義を強く社会にアピールするため、英文のロゴタイプを基調として、学園の教育理念である「人間になろう」を組み込んだコミュニケーションマークです。
    マークのアクセントに、「i」と「人」の造形を重ねています。まっすぐ健やかに成長する人間性と「人間になろう」の「なろう」の前向きなメッセージを人が一歩踏み出したようなシルエットで表現しています。
    シンボルカラーの緑色は人間が環境と調和して発展していく21世紀の地球を表現し、あたたかい人間性を表現しています。また「他者との関係性」という観点からも、自分を「緑」、他者を「黒」で表しています。

学園歌

学園歌は1935年、学園創立30周年に制定されました。 幼稚園と小学校にはそれぞれの校歌がありますが、中学校・高等学校・大学では共通の歌として、入学式や卒業式の際に演奏・合唱されています。

椙山女学園学園歌

作詞 長谷部親弘
作曲 片山頴太郎
    ああ業は難し
    ああ道は遠し
    されど
    励まば などか 成らざらむ
    到らで やまむ 我ならず
    この学園(には)よ
    我等が輝ける希望(のぞみ)を
    容れて 余りあり
    いざやいざ
    撓(たゆ)まず 倦(う)まず 朝夕に
    真理(まこと)の道を 踏みわけて
    心を磨き 身を鍛(きた)ひ
    光ある世の 人たらむ
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金剛鐘

毎朝8時30分、金剛塔から響く美しい鐘の音が学園の一日の始まりを告げます。椙山正弌初代学園長がカリフォルニア大学を訪れた際、美しい鐘の音と静かに祈る学生や道行く人々の姿に感動し、「本学園にもそのような鐘を」という思いは、それから10年後に実現しました。ロンドンのジレット社に注文し、1931年、“白亜の殿堂”と称された現在の山添キャンパスに建っていた第二高女の校舎に取り付けられたのです。唱歌『金剛石』のメロディーを奏でるこの鐘は『金剛鐘』と名づけられ、以来、学園のシンボルとして奏鳴係の生徒の手で、今日まで授業日や行事日には毎朝、荘重に演奏されています。
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