7月10日(月)、高校1・2年生が名古屋市公会堂で行われた「笑って学ぼう寄席体験」を楽しみました。これは今年度の芸術鑑賞として行われた大須演芸場の特別出張公演で、この日は、紙切り、講談、曲独楽(きょくごま)、落語が披露され、会場には大きな笑いが広がりました。
　寄席解説では、「笑点」でお馴染みの林家たい平さんが、落語は扇子と手ぬぐいだけで聴く人の想像力をかき立てていることを説明してくださいました。そして実際に、うどん、蕎麦、カレーうどんを食べるときのそれぞれの演じ分けが実演されると、生徒たちはプロの話芸に歓声をあげていました。
　たい平さんは、「コミュニケーションでは、相手から思いもかけないボールが飛んできたとき、驚きが笑いに変わる。話術とは、どれだけ変化球を持っているかということ。みんなも言葉のキャッチボールを楽しみながら、話術を磨いていってほしい」と話してくださいました。