兼用園庭で遊んでいると、園庭にあるみかんの木の葉っぱにアゲハチョウの幼虫がいるのを見つけました。 保育士の「アゲハチョウの赤ちゃんがいたよ」という言葉を聞き、子ども達は保育士が持つ葉っぱに集まって来ました。 まだ黒くて小さな幼虫を「なんだこれは」というような表情で見つめていた子ども達。中には「こわい」と言い、少し距離を取りながら覗いている子もいました。

幼虫を虫かごに入れ、保育士が幼虫のご飯用の葉っぱを探していると子ども達も「あ！」「これ！」と指をさして一緒に選んでくれました。自分で選んだ葉っぱを虫かごに入れると、とてもうれしそうな笑顔を見せてくれました。合計で3匹の幼虫を見つけ、「みかん組さんに連れて行ってあげる？」と聞いてみると、「うん」と元気に答えてくれた子ども達。みかん組で育てる事にしました。

　室内で幼虫を観察する時、保育士が「ここにいるよ」と指さした方を一生懸命見て探し、見つけると「あった！あった！」とキラキラした表情で教えてくれます。じっと観察する子や、触れてみようと虫かごに手を伸ばす子等、それぞれの観察の仕方で青虫との出会いを楽しんでいます。青虫がお家に帰るときは「ばいばーい！」と手を振ってお別れをしてくれる子も見られました。

　みかん組前室の絵本棚の上に青虫のお家があります。これから黒い幼虫が青虫となりアゲハチョウへと変身していきます。是非お子さんと一緒に会いに来てみてください♪