3月28日（木）～30日（土）、香川県総合運動公園テニスコートにて、第12回全国選抜中学校テニス大会が開催され、テニス部が全国3位の好成績を収めました。

この大会は、ダブルス２試合、シングルス１試合で競う団体戦で、2試合勝利した学校が勝ちとなります。本校はシード校ながら、１回戦から楽な試合は１つもなく、いつ敗退してもおかしくない接戦の連続でした。そんな中で、重要な局面で必ずヒーローが現れる劇的な展開に、応援している生徒も保護者も大興奮と大号泣の２日間でした。毎回違う選手が活躍し、誰かが負けても必ずそれをカバーする良い雰囲気の中で全国３位にまで勝ち上がりました。

今回は良い成績で大会を終えましたが、今までは努力が結果に結びつかないことの方がはるかに多かった選手たち。苦しい時期を支えてくれた身近で大切な家族や友人、先輩やコーチたちに感謝しながら勝利を報告しました。

以下はキャプテンの村松さんのインタビューです。

Q1.大会前のチームの状態はいかがでしたか？
雨や風が強い日が続く中で、なかなかしっかりとした練習ができず焦りと不安もありましたが、現地での練習試合も含めて良い緊張感をもって大会に臨むことができました。

Q2. 苦しい試合の連続でしたが、チームが劣勢になっているときの気持ちはどうでしたか？
「このまま負けてしまうんじゃないか」と内心少し不安でしたが、仲間を信じて今できることをやろうと気持ちを切り替えました。

Q3. 村松さんにとって、団体戦の面白さは何ですか？
団体戦ではチームのみんなで勝利を喜ぶだけではなく、負けて悔しい気持ちもみんなで分かち合い、支え合うことができます。自分が勝たなければというプレッシャーもありますが、コートの外から一生懸命声を張り上げて応援してくれる仲間がいることで気持ちが軽くなります。選手だけでなく、先生や応援に駆け付けた保護者も含めチーム一体となって戦えることも団体戦の魅力だと思います。

Q4. 全国3位が決まったときの気持ちを教えてください。
今までたくさんの時間を使って皆で努力してきたことで、全国３位という形になったのかなと思います。また、良い結果が出ないときも近くで支えてくれた家族や先輩たちにも喜んでもらえたので、それが自分たちにとって嬉しかったです。今後は、すぐに夏の全国大会「全中」の県予選が始まります。全国選抜で体験させてもらったことを自信に変えて、次に向かって頑張ろうという気持ちになりました。

４月からは新１年生も加えた新チームで、全国中学生テニス選手権大会「全中」に向かって頑張っていきます。変わらぬ応援をよろしくお願いします。