３月17日（金）、本校和風館（体育館）にて、中学1年・2年生を対象に今年度最後の講演会が行われました。講師の方は、シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)北京オリンピック日本代表で現在は中部大学准教授の松村亜矢子先生にお話をしていただきました。演題は「変化する環境下での思考と行動　～幸せと感じる人生を過ごすには～」というものです。
　シンクロナイズドスイミングを小学校1年生で始め、ご自身が中学生のときに掲げた日本代表になるという目的を達成するために、日々どのように目標設定し、考え行動したのかということを生徒に質問を投げかけながらお話をしていただきました。その後、順風満帆でなかった高校生・大学生での競技生活や失敗経験からの学びとピンチがチャンスとなったご経験から日本代表に選ばれ、アトランタオリンピック代表選考会後の競技生活引退から北京オリンピック日本代表に至るきっかけとなったコーチとの出会い。そして目標の成果を共有できる関係性があれば達成感が何十倍にもなること、肯定感を持って人と接することの大切さをお話しされました。講演後の生徒の質問に対しても、丁寧にお答えいただき大変有意義な時間となり、生徒の心に残るお話しを多くしていただきました。ありがとうございました。