広いホールに肋木のトンネルや跳び箱にマットを被せた山を作ったり、保育室に木製滑り台を置いたりして体を動かして遊んでいます。

子どもがトンネルの中に入り顔を出すと保育者と目と目が合いました。それがうれしくなり、そこから「いないいないばあっ！」が始まりました。子ども達の中で次に起こることへの予想ができるようになり、「先生がまたばあっ！と出てくるぞ」という期待が持てるようになったことから、「いないいないばあっ！」が楽しくなり何度も繰り返し楽しんだひとときでした。

保育者が子どものいる反対側から「○○ちゃん、こっちだよ」と名前を呼ぶと「あーあ！」と声を出し、ニコニコの顔でトンネルを通って行きます。途中何度か後ろを振り返り「先生ついてきてるかな？」と確かめているようです。

木製滑り台では自分の力で上がり、腹這いで滑る子やお尻から滑る子など遊び方が大胆になってきました。「行って、戻る」という行動の切り換えができ始め、方向転換をしても転ばなくなったことやどの姿勢からも横たわる、座る、立つという姿勢の切り換えができるようになってきた子もでてきました。体を動かして上ること、滑ることの繰り返しが楽しくなり何度も楽しむ姿が見られました。