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現代マネジメント学科

現代マネジメント学科

「人」と「ものづくりの原理原則」を学ぶことがデザインの原点です。

椙山女学園で教壇に立って20年。「材料と加工法の研究」と「人の感覚の定量的分析」を研究テーマとしてプロダクトデザインの探究を重ねています。プロダクトデザイナーとして産学官連携プロジェクトなどにも積極的に携わり、介護の現場で活躍する「洗髪槽」では排水の仕組みで特許を出願。2022年中の発売をめざしています。学園創立100周年を機に建設された生活科学部棟で使われているスタッキングチェアも、私がオリジナルでデザインしたものです。趣味の世界では20数年にわたって毛鉤を自作し、完成度を年々高めています。

プロダクトデザインの魅力は、手書きのスケッチが図面となり、試作・量産計画を経て商品化に至るそのプロセス。商品化までに多くの壁があるからこそ喜びも大きく、市場に出る商品は自分の子どものようにかわいい存在です。

プロダクトデザインは、芸術系や工学系の大学でも学ぶことができますが、椙山のような生活系で学ぶ意味は「人」にあると考えます。人の感覚の定量的な分析に裏づけられたデザインが広く社会に求められていますし、人の理解や共感は女性が得意とする領域だと思っています。椙山の卒業生からは、グッドデザイン賞を受賞するような優秀なプロダクトデザイナーも生まれ、多くの学生が学びを生かして社会で活躍しています。

  • 【洗髪槽】岐阜大学社本研究室+株式会社タナック
    【洗髪槽】岐阜大学社本研究室+株式会社タナック
  • 【スタッキングチェア】愛知株式会社
    【スタッキングチェア】
    愛知株式会社

大学報「風」Vol.57より

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