ゼミ探

社会で輝く 未来のあなた

一人で何役もこなす番組作り。人々の笑顔が心の支えに。

主役はいつも地域の人々。
エリアに暮らす全員の
輝いている姿を届けたい。

PROFILE

文化情報学科 (現:メディア情報学科) 卒業
株式会社キャッチネットワーク コンテンツ制作本部勤務

番組制作のすべてに関わる忙しい日々

ケーブルテレビ局の制作職として勤務し6年目になります。ディレクター、リポーター、キャスター、編集など何役も担当。イベントやお祭り、小・中学校の音楽会など、地域の「今」を伝えるのが仕事です。真夏の汗だくの日も、凍えそうな真冬の日も、10キロ近くあるテレビカメラに三脚を担いで走り回ります。勤務が深夜に及ぶことも少なくないため、体力的にクタクタになることもあります。しかし、私にとっては毎日の仕事の一つでも、出演者の方が輝いている大切な瞬間。それに楽しみに待っていてくださる視聴者の方のことを思うと、手を抜くことはできません。どんなことがあっても一つひとつ、全力で取り組んでいます。
最近、仕事についての特番を企画・制作しました。タイトルは「働きMen’s〜これが僕らの自慢の仕事〜」です。企画で大切なのは、視聴者の方のニーズを考えること。働くことについて悩む若い人が多いことから「若い人に仕事のやりがいや働くことの素晴らしさを伝える」というコンセプトで、地元で活躍する4人に自分の仕事について語ってもらいました。視聴者から「今の仕事を考えるきっかけになった」という感想をいただき、「想いが届いた」とうれしかったですね。

ゼミではテレビ番組『女子大生が探る!オシャレな街「星ヶ丘」』の制作に取り組みました。

女子大生が探る!オシャレな街「星ヶ丘」
 

つながりを生み出していく存在でいたい

めざしているのは、テレビ局として情報を伝えるだけではなく、そこから何か新しいモノやコトを生み出していくこと。私たちの取材を通して、地域の人と人が結びつき、新たなモノ作りや場作りにつながるといいなと考えています。いつまでも人々の生活に寄り添って、役に立てる存在でいたいですね。あとは、結婚して子どもができたら「仕事しているお母さん、かっこいいね」って言われたいです。ずっとこの仕事を続けて、その時の自分にしかできない番組を作りながら、いつか地域の方全員の輝いてる姿を届けることが目標です。

主にイベント中継や、トーク番組などのバラエティーを担当していますが、時には台風などの災害放送のキャスターも務めます。

学生時代のすべての経験が今に生きている
 

学生時代のすべての経験が今に生きている

学生時代のことで印象に残っているのは、ゼミでテレビ番組を制作したことです。企画の立て方、取材の方法など、今でも思い返す教授の教えがあります。その時は、とにかく言われたとおりにやることに精一杯でしたが、仕事の経験を積む中で意味がわかってきました。また、4年次に2か月間カナダに留学し、大きな刺激を受けました。さまざまな国の留学生と話す中で、日本がいかに恵まれた国であるかを実感し、海外との違いを考えさせられました。思いきってチャレンジしてよかったです。 今になって、文化情報学部で語学、経済、文化など幅広く学んだことがとても役に立っていると感じます。仕事柄、いろんな年齢、職業の方と話す機会が多いので、ふとしたことが会話のきっかけになったりするものです。学んだことの中に、ムダなことは一つもなかったと感じています。

大学報「風」Vol.40より

PAGETOP