Clubアワー

仲間と分かち合う 感動のストーリー!

陸上部

「協力者でありライバル」仲間との強いつながり

陸上競技部は、他大学の学生と合同で練習を行っています。名古屋大学の「山の上グラウンド」を練習拠点に、5大学の約150名が集まり、椙大からも15名の陸上競技部員が週4日の練習に参加しています。日々の練磨に加え、積極的な大会への参加や、春・夏に2泊3日の合宿も行うなど、とても精力的に活動しています。
陸上競技は個人競技ですが、お互いを支え合う仲間の重みは計り知れません。例えば、陸上競技の大会の多くは学生による運営で行われます。そのため、1年生は、競技審判の資格取得が必要です。この舞台裏の仕事は、仲間とのつながりを自覚するきっかけにもなるようです。特に、仲間の記録更新は部員全員で、毎回お祝いし、各自の励みにもなっているようです。こうした互いに全力で協力し合い、刺激を与える関係は、他大学と合同で練習することでさらに広がっています。陸上競技部の活動は、部員同士の強いつながりによって成り立っています。

自分にとっての「楽しく」を探して

陸上競技部の指針のひとつに、『「楽しく」活動をする』というものがあります。陸上を楽しむことをキーワードに、個々人で考え抜き、それを実行する姿勢が部内での伝統になっています。
部長の西川原さんは、「自分の頭を使った努力により、競技の新たな一面を知ることが出来た」と語ります。彼女にとっての「楽しく」は、自身の記録向上でした。合同練習ではもちろんのこと、個人で練習するときも、そこから一歩進む為の努力を惜しみませんでした。仲間が撮影してくれた映像で改善点を探す、身体の知識を独学で身につける、学会へも積極的に参加する…。記録向上のために、意外とも思える方向からも貪欲にアプローチします。受け身だった中高生時の部活動とは大きく異なり、自主性に重きを置いた活動は、新鮮に感じるそうです。椙大生の部員は、少数精鋭で着実に力を上げていると、西川原さんは笑顔で語ります。目標に向かい全力で取り組む陸上競技部。それぞれの「楽しく」を見つけ出した陸上競技部たちの今後の活躍が期待されます。

取材:新聞報道部 中村華奈

PORTRAIT

ランニング
短距離、フィールド、長距離全てのパートで、地区インカレから西日本インカレヘ駒を進めています。
スタート
練習場所は設備が整っており、短距離にとって大切なスタート練習なども試合形式で行っています。
集合写真
選手、マネージャーが一丸となり、東海インカレの総合入賞を目標に、日々精進しています。

大学報「風」Vol.44より

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