仲間と分かち合う 感動のストーリー!
硬式庭球部では毎週土曜日にコーチを招いて、ラケットの球出しやラリーなどの基礎練習から試合形式の実戦まで、年4回の試合に向けてテニスに打ち込んでいます。現在部員は5人で活動中。椙山女学園高等学校出身者がメインで、中学時代から続く仲のいい部員同士もいて、団結力があり、上下関係のない風通しの良さが大きな強みです。保護者とも一体になって、みんなで応援し合いながら頑張ることが、硬式庭球部の魅力です。
部員が少なくても、「その分自分たちの練習をする」と言い切るほどに練習に打ち込む硬式庭球部の目標は、「個人ではインカレ出場、団体では一部リーグ残留」。その結果、インカレでは個人で3人出場、団体では1部リーグ4位の成績を収めています。
テニスはドローで終わることがなく、必ず決着がつくまで戦い抜きます。競技を通じて「何事も最後まで諦めない力がついた」と部長の池田優花さんの言葉の端々から、テニスへの情熱がこぼれ出るようでした。
取材:新聞報道部 石川 歩
大学報「風」Vol.54より