仲間と分かち合う 感動のストーリー!
ついに勝ち取った初の全国大会
6月に行われた第21回中部選手権大会で、初めて全国大会出場への切符を手に入れたチアリーディング部。部員19名で、大会やイベントに向け、週4回、体育館第2競技場で練習を行っています。パフォーマンス中の笑顔の裏側では、タフなスポーツならではの怪我の多さや、全員が同じ目標に向かって突き進む難しさなど、辛いこともたくさんあります。そんな中、体幹・筋力トレーニングなど、怪我をしないための身体づくりをはじめ、曲や振り付けは、すべて部員が話し合いにより決定するひたむきな活動などを続けてきました。大会前には、他大学との合同練習も積極的に取り入れるなど、努力を重ねた結果、念願の全国大会初出場をつかみとりました。
チームワークが生み出す笑顔と感動
平成28年度の目標は「変化進化強化」。今までは、楽しむことを重視していましたが、もう一歩踏み込んで「上を目指したい」という向上心が加わりました。そのため、話し合いを重ね、練習中のこまめな声掛けや雰囲気づくりを意識するようになりました。その結果、部員間の信頼関係が深まり、常に前向きでいられる環境を作り出すことができるようになりました。また、そのチームワークが、見ている人たちに元気・勇気・笑顔を与えられるパフォーマンスへとつながっています。部長の立畠奈於さんは、力強くこう語ります。「チアリーディングはチームワークが重要。だからこそ、悔しさも、その先にある喜びもみんなで共有することができます。お客さんも私たちも、色んな涙を流せるチアリーディングは、私の生きがいです」。
取材:新聞報道部 中村 華奈
PORTRAIT
- 平成28年JAPAN CUP 2016日本選手権大会に出場。
平成17年に創部して以来、初の全国大会の切符をつかみました。 - 難易度の高い技にも積極的に挑戦します。
個々の熱意と部員間の信頼関係の結晶です。 - チームワークを大切に、笑顔と感動を届けるパフォーマンスを目指します。
大学報「風」Vol.46より