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メディア情報学科でケーブルテレビの魅力に迫る「マスメディア論」特別講義

メディア情報学科でケーブルテレビの魅力に迫る「マスメディア論」特別講義

2017.12.21

 12月20日(水)、メディア情報学科の専門教育科目「マスメディア論」(担当:脇田泰子教授)で、愛知県岡崎市のケーブルテレビ局で活躍する卒業生らをゲストスピーカーに、「地域メディアの仕事と可能性」と題した特別講義を行いました。
 この科目は、様々なマスメディアがどのような社会的背景の中で誕生し、社会に影響を与えてきたかを学ぶとともに、マスメディアと市民とのあるべき関係を考察することを目標としています。脇田教授は、地域に根ざしたメディアの存在を知るとともに、そこで実際に働く卒業生らの話を聞くことで、将来、仕事を通して自分にどのような貢献ができるかを考えるキャリア育成の一環として、今回の特別講義を企画しました。
 講義では、はじめにミクスネットワーク株式会社執行役員の水野直樹総務部長が会社概要を説明し、続いて、脇田教授のゼミから2016年メディア情報学科を卒業後、現在は営業部に勤務する伊藤沙依美さんが、日々取り組む顧客対応の業務について説明しました。注目は制作の仕事に集まりがちでも、ケーブルテレビを支えるのは営業部だとして、お客様の笑顔を引き出し、頼られる営業ウーマンになれるよう努力していると締めくくりました。「あなたがニュース」をコンセプトに番組作りを進める編成部の嶋崎早穂さんは、一人でディレクターからカメラ撮影、編集やリポーターまで務め、スタッフ10人全員で業務分担しながら21番組を自主制作する現場を、番組動画とともに紹介しました。
 最後の質疑応答では、「テレビ離れ対策は?」「地域社会とのつながりが希薄な若者に対して、地域密着を掲げるケーブルテレビ局として、どのような方策を練っているか」など、積極的な質問が寄せられました。参加した約80名の学生は、身近な卒業生の充実ぶりを間近に感じ取る中で、地元に親しまれるメディアとしてのケーブルテレビに関心を寄せ、自身の将来イメージとも重ね合わせる貴重な機会を得ました。