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生活環境デザイン学科の学生が、産官学連携で女性技術者向けユニフォームの開発プロジェクトに挑戦

生活環境デザイン学科の学生が、産官学連携で女性技術者向けユニフォームの開発プロジェクトに挑戦

2017.05.09

 生活環境デザイン学科でアパレルメディアを学ぶ学生たちが、産官学連携で実施する愛知県内のものづくり企業で働く女性技術者向けユニフォームの開発に取り組んでいます。
 この取り組みは、女性の積極採用を目指す断熱材製造企業の株式会社INUI(愛知県常滑市、以下、INUIと表記)が自社オリジナルの女性技術者向けユニフォームを開発するもので、プロジェクトは昨年より開始。プロジェクトには、あいち産業振興機構、あいち産業科学技術総合センター、人材開発事業・女性活躍推進事業などを手掛ける株式会社ライフスタイル・ウーマン(愛知県名古屋市千種区)も加わり、デザインや機能性を両立したユニフォームを開発しています。
 本学には常滑市の「やきもの散歩道」の活性化で市と連携したことが縁で、建築を専門とする生活環境デザイン学科 村上心教授に相談があり、村上教授のほか、ファッションデザインを専門とする滝澤愛講師と岩田悠加助手、アパレルメディアを学ぶ4年生5名の計8名がプロジェクトに参加しています。開発にあたり、学生らは実際にINUIに訪問し、作業内容を見学しヒアリングした後、10点のデザイン案を提案してクライアントと議論。現在、選択されたデザイン案と使用する生地が決定し、開発の最終段階に入っています。
 4月26日(水)のトワルチェック(ボディにアイテムを着せ、実際のイメージと照らし合わせる作業)では、本学にINUIの女性従業員の方やデザインをもとに型紙を作るパタンナーなどにお越しいただき、細かいデザインの微調整やサイズ設定などを実施しました。参加した学生は「授業では、つくりたいものをつくるだけだったことから、ご要望をいただいて製作する経験は良い勉強になります」と語り、自分たちのデザインが社会に貢献する貴重な経験を積んでいました。

2016年10月31日の中日新聞夕刊でも紹介