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国際コミュニケーション学部主催の国際文化フォーラム「物語の森にざわめく言葉」を開催

国際コミュニケーション学部主催の国際文化フォーラム「物語の森にざわめく言葉」を開催

2014.12.08

12月6日(土)、星が丘キャンパスにおいて国際コミュニケーション学部主催の国際文化フォーラム「物語の森にざわめく言葉」が開催されました。
このフォーラムは、人間にとって最も重要なメディアである「ことば」、私たちにとっては日本語を多角的に考えてみようという観点から、国際コミュニケーション学部の小川雅魚教授が企画したもの。75歳での受賞が話題を呼んだ芥川賞作家の黒田夏子さんをはじめ7名のパネリストによる打合せなしのジャム・セッション形式で行われました。
第1部では、カタルーニャ言語や翻訳の第一人者である法政大学の田澤耕教授や比較文学研究者であり共立女子大学の満谷マーガレット教授らパネリストが、それぞれの立場から文学や日本語についての思いを語りました。
第2部では、横書きで平仮名を多用した黒田氏の芥川賞受賞作『abさんご』を取り上げながら、パソコンで文章を書くことの功罪や翻訳に関する奥ゆかしさや裏話、そして、変わりゆく言葉の中でも依然として存在する「定訳」と呼ばれるものの不自由さについてなど、パネリストらは様々な角度から文学論を戦わせました。
その後、会場を交えフリートークを実施。来場者から鋭い指摘の質問がされるなど充実したフォーラムとなりました。
司会の小川教授も、「とても時間が足りませんので、また来年も開催しましょう」とフォーラムを締めくくりました。

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