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看護学科:在宅医療機器を用いた在宅看護支援を学ぶ

看護学科:在宅医療機器を用いた在宅看護支援を学ぶ

2022.06.10

 6月9日(木)、看護学科の「在宅看護支援論演習」(担当:又吉忍准教授)において、帝人ヘルスケア株式会社の濵地則子氏と田栗竜好氏を招き、3年生を対象に在宅看護支援に関する特別演習を行いました。この講義は、在宅医療機器メーカーに勤務する看護師から直接解説を受け、在宅看護への理解を深めることを目的としています。
 まず、前半では濵地氏が、HOT(在宅酸素療法)と、NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)について説明。同社で提供する機器を例に、その特徴や使用上の注意点の解説を聞き、有事の際も患者さんが安心して機器を使用できるよう、医師、看護師などの多職種で連携を図り、万全なサポート体制を整えることの重要性を学びました。後半は、グループに分かれて実際の機器を手に取り、使い方や手触りを確認しました。
 濵地氏は、「在宅看護を支える医療機器は、年々改良を重ねて進化しています。患者さんに安心して機器を使ってもらえるよう、日々勉強を続けることが大切です。」と、看護師になった後も、学び続けることの大切さを学生へ呼びかけました。
 学生は、在宅看護における具体的な支援について学ぶとともに、民間企業に所属する看護師の話を聞き、自身のめざす将来の働き方を考える貴重な機会となりました。