2022.03.30
生活環境デザイン学科の学生が国際コミュニケーション学部棟のトイレのリノベーション提案に参加しました。
この企画は、トイレ改修工事を機会に、大学でデザインの学びを生かす場を提供し、学修モチベーションをさらに向上させることを目的としています。生活環境デザイン学科の村上 心教授、井澤 幸助教の指導のもと、井澤研究室の学生と有志の、新4年生の鵜飼菜々葉さん、大江楓恋さん、杉山晴香さん、中村真里愛さん、花井優名さん、福田実紗さんの6名が携わりました。学生は、国際コミュニケーション学部生に独自アンケートを実施。学科での研究で得た知識を生かしながら、教員の指導をもとに、内装やサインにブラッシュアップを重ね、この4月に学生が使用できるように完成しました。
プランニングしたのは、既存の設備を生かしながらも、パウダールームの完備など需要に合わせた、明るく使いやすいトイレ。内装には、2トーンカラーで統一性を持たせ、サインには椙山のマークを活用し椙大らしさを表現しました。また、手洗い場と鏡が各トイレの個室で完結できる海外の事例を参考に、女子トイレの雰囲気が苦手な女子でも気兼ねなく利用できるだれでもトイレを設置しました。
この企画を通して、参加した学生は、「子どもや高齢者の方など色んな人を対象に考えるゼミ。この考え方が生きた企画になった」「事前調査の仕方やタイミングなど実際に完成するまでの過程を学ぶことができた」と貴重な機会を振り返りました。
Copyright © Sugiyama Jogakuen. All Rights Reserved.