2022.02.07
管理栄養学科の大口健司教授の研究室が、岐阜県山県市にある四国山香りの森公園及び香り会館(以下、香りの森公園)、山県市と連携し、スイーツを開発する産官学連携に取り組みました。
香りの森公園にあるハーブ園にはブルーベリー畑が広がり、毎年7~9月には、収穫体験をはじめ、ブルーベリーを使ったジュースやシェイクなどを楽しもうと多くの観光客で賑わいます。こうした中、山県市の特産品であるブルーベリーをシーズン問わず、年間を通して味わっていただき、県外へPRできないかと、岐阜県出身の大口教授に相談があり、夏に収穫し冷凍保存されたブルーベリーを使用したスイーツの開発が始まりました。
大口研究室に所属する3年生10名は、それぞれ企画書を提出し商品を提案。約30種類の案の中から老若男女が好むパイを選定し、味はもちろん、見た目のインパクトなどを意識しながらブラッシュアップを重ね、新商品「溢れる香りのサファイア フローズンブルーベリーパイ」を開発。学生の意見をもとに名付けられたこの商品名は、パイを宝石箱に見立て、サファイヤのように輝く森のブルーベリーを表現しています。
2月3日(木)には、香りの森公園で試食会および記者発表が行われ、山県市の林宏優市長ら関係者をはじめ、大口教授もリモートで参加。「ほのかな香りとサクサクした食感がおいしい」と感想をいただき、好評を博しました。
「溢れる香りのサファイア フローズンブルーベリーパイ」は、2月4日(金)から香りの森内にあるカフェ「ハーブレンド」で販売しています。
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