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留学生が平安時代の装束「十二単」を体験しました

留学生が平安時代の装束「十二単」を体験しました

2019.07.03

 7月1日(月)、椙山オープンカレッジ講座「着てみよう!着せてみよう!十二単~十二単で歴史散歩」の衣紋鑑賞会が行われ、講師である松本亀代子氏による解説のもと、交換留学生らが本物の十二単の着付けを体験しました。
 椙山オープンカレッジは、大学の社会貢献の一環として、多彩な生涯学習の機会を一般の方々に提供しているエクステンション事業です。同講座は十二単の着付けなど衣紋を体感しながら、和作法も学ぶもので、今回、最終講座として公開着付けを行いました。
 今回の衣紋鑑賞会のテーマは「令和元年~新天皇即位の年~に体感する伝統装束の世界」。受講生らが見守る中、オーストラリアと台湾の留学生2名がモデル役として十二単の着付けを体験。また、講師から男性の宮中での正装である束帯の着付けが紹介されたほか、今年10月に執り行われる新天皇即位の儀式に関する内容に触れつつ、皇室の装束を着付ける際のしきたりなどが解説されました。
 約13キロの重さもある十二単を体験した留学生は、「今回のイベントがあるまで十二単について知らなかった。美しい衣装を着ることができて嬉しかったが、とても重かった。」と平安時代のファッションに驚きつつも貴重な経験となったようです。講座の終盤には、着付けを鑑賞した留学生や参加者も装束を羽織る体験をするなど、参加者は壮麗な平安装束の世界を堪能していました。