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司書・司書教諭課程で、昔話を耳で楽しむ「ストーリーテリング」の実演とワークショップを開催

司書・司書教諭課程で、昔話を耳で楽しむ「ストーリーテリング」の実演とワークショップを開催

2019.06.25

 6月24日(月)、司書・司書教諭課程の資格専門科目「読書と豊かな人間性」(担当:福永智子教授)で、ストーリーテリングの会が開催され、学生約80名が参加しました。
ストーリーテリングとは、耳からの読書ともいわれ、絵本など目に見えるものを使わずに、語り手の声に耳をすまして、おはなしを楽しむものです。子どもだけでなく、大人も慌ただしい日常から離れ、遠い昔を想い、静かな時間をすごすことができます。
 本科目では毎年、三重県四日市市の小学校や図書館で活躍するおはなしグループ「銀の櫂」から2名の講師をお招きし、今年で8回目となります。今回は、グリムの昔話から「いばらひめ」、トリニダード・トバゴの「ヤギとライオン」、イギリスの「赤鬼エティン」など6つのおはなしを披露していただきました。
 受講した学生の多くはストーリーテリングがはじめてでしたが、語り手のやわらかい声で紡がれたおはなしに、真剣に聞き入っていました。学生たちから、「登場人物の心情まで感じ取ることができた」「想像力を働かせて聞くことが新鮮」「自分も教師になったらやってみたい」といった感想が寄せられました。
 ワークショップでは2つの班に分かれ、絵本を見せながらの読み聞かせとどんな点が異なるのか、長い物語をどうやって覚えるのかといった質問を講師に投げかけ、おはなしの語り方についても、実践的に学ぶことができました。