椙山女学園 大学

新着情報

  1. ホーム
  2. 新着情報
  3. 国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」を開催しました

国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」を開催しました

国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」を開催しました

2019.06.17

 6月14日(金)、国際コミュニケーション学部「連続文化セミナー」(担当:伊藤信博教授)を開催しました。
 このセミナーは、日本学術振興会「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(領域開拓プログラム)」の平成29年度採択研究である『失われた飲食文化の復活と現代に問いかけるその意義』の一環として実施。室町から江戸時代の飲食嗜好について、人文学と生命農学の両分野の連携により解き明かし、現代の造酒や麹への新たな知見を示す目的があります。
 5回に渡る連続セミナーの第一回として、あいち産業科学技術総合センター食品工業技術センターの伊藤彰敏氏を講師に迎え、「大唐米『紅血稲』を利用した室町時代の清酒製造の検証」と題して講演。室町時代にベトナムや中国から渡来した大唐米を実際に栽培し、室町酒が製造される各過程における成分の分析結果について、写真やデータを用いて詳細に説明されました。
 セミナーに参加した学生は、室町時代の清酒の再現を通して、忘れられた日本独自の飲食文化に思いを馳せることができました。このセミナーは、今後、6月21日(金)、7月5日(金)、7月12日(金)、7月19日(金)に開催します。