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教育学部で障害を持つ子どもやその保護者との関わりを考える授業を実施しました

教育学部で障害を持つ子どもやその保護者との関わりを考える授業を実施しました

2018.12.07

 12月6日(木)、教育学部の専門教育科目「生活科の指導法」(担当:林宗弘講師)において、視覚に障害を抱える古家千恵美様を講師にお招きし、「教室の少数者に寄り添う教師に」と題した特別講義を行いました。
 講師である古家様は、交通事故により両目を失明。現在は介護犬デュック君と一緒に生活をしています。この講義では、教師を志す学生が、障害を持つ子どもやその保護者と接する際に相手の立場や思いを理解する目的があります。
 はじめに、視覚障害の方が用いる点字を使い、学生は自分の名前を打ち講師へ自己紹介。初めて点字を用いる学生が多く、点字を打つ際の決まりを学ぶ貴重な機会となりました。その後、古家様から読みやすい点字や様々なルールを説明。日常生活で見かける様々な商品にも点字が用いられていることを紹介されました。
 視覚障害は、発症原因や視野の程度が個人によって大きく異なり、読みやすい字体や大きさも一様ではないという事情を踏まえ、個々の要望に沿った支援の重要性を学ぶことが出来ました。