2018.12.01
11月28日(水)、国際コミュニケーション学部で小川雅魚教授が担当する「テクノロジーと文学」において、アメリカのニューヨークで俳優として活躍する大久保全也氏が特別講義を行いました。
愛知県田原市出身の大久保氏は、「人に感動を与えたい」という思いから舞台芸術の世界へ。師匠である俳優市村正親氏からの「夢を持て。お前には夢や目標がないからつまらない失敗をするのだ」という言葉で自分を見つめ直し、一度はあきらめた俳優への夢を目指して2015年に渡米。英語を全く話せなかったところから様々な逆境を乗り越え、数々の名優が通ったニューヨークの演劇学校であるHBスタジオで学び、現在では個性派俳優として活躍しています。
講義では、この大久保氏が俳優を目指すまでの経緯や裏方の手伝いを通じて学んだ経験を紹介しつつ、演劇に対する熱意を述べました。映画やドラマで登場するエキストラについて、その地位や待遇などが日米では大きく異なる点を指摘。様々な作品で活躍する俳優からの説明は、学生の興味が大いにかき立てられるものでした。
受講した学生は普段、視聴している作品が制作されるまでの過程や現実を知る貴重な機会となったようです。
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