2018.10.19
生活環境デザイン学科アパレル専攻の学生が、女性のためのユニフォームをデザインしました。
これは、断熱性素材メーカーである株式会社INUI(愛知県常滑市)との取り組みで、製造業での女性の活躍を応援したいという当社からの要望によって始まりました。工場へのマイナスイメージを払拭し、モノづくりのエンジニアとして活躍する女性のためのユニフォームを提案することになり、その完成品が10月15日(月)、星が丘キャンパスにて披露されました。
デザインの提案に際しては、現地調査や女性スタッフへのヒアリングを実施。工場内での暑さ寒さ、汚れ、作業のしやすさといった機能以外にも、買い出しなどの外出でも着られるユニフォームを目指すことになりました。実際に仕上がったユニフォームは、ストレッチ性の高い素材を用いることでスッキリとしたシルエットを維持しつつ動きやすさも実現。通気性を良くするため背中にはスリットを入れ、手のひらまで覆うカバーが作業中もずれないよう一体化するなど、細部にもこだわった仕上がりとなりました。
デザインの考案から2年半を経て完成したユニフォーム。この企画に携わった卒業生である井関瞳さんが大学へ駆け付け、完成品を手に取り自身でも試着しました。井関さんは「完成まで長い月日がかかったが、多くの関係者に支えられてここまでたどり着くことができた」と感慨深く語りました。
※この話題は、中日新聞でも取り上げられました。詳しくはこちら
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