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生活環境学専攻の大学院生が設計事務所と協同で住宅の設計監理を行い、11月に竣工を迎えました

生活環境学専攻の大学院生が設計事務所と協同で住宅の設計監理を行い、11月に竣工を迎えました

2014.12.11

生活科学研究科生活環境学専攻 橋本雅好准教授の研究室がCO2WORKS一級建築士事務所(名古屋市名東区)と協同で愛知県長久手市の住宅の設計・監理を実施。橋本雅研究室として生活環境学専攻2年の永曾あずみさんが担当を務めました。
完成した住宅は敷地後方の山や周辺の緑など周辺環境を生かし「山につながるような大きな屋根」が特徴の外観。「緑に向かって開く」をコンセプトに内部にスキップフロア(フロアの高さを半階分ずらすなど床面の一部に高さを変えた部分を持たせた構成)を採用し、窓の配置を工夫し、「移動するごとに移り変わる景色」を楽しめる設計になっています。また、部屋を仕切りながらも視線が通る工夫がなされ、家族の気配を感じることができる温かな雰囲気の空間になっています。
このプロジェクトは2013年11月からスタート。事前の調査や勉強会、数回の施主プレゼンなど設計期間として約7ヶ月、工事期間約6ヶ月をかけて完成をしました。工事では自主施工として永曾さんのほか、橋本雅研究室のゼミ生たちが室内塗装やタイル貼りなどに協力しています。
設計を担当した永曾さんは「基本設計から実施設計へ移行する段階で平面詳細図などを仕上げるためには今までの知識では足りないこともあり、教わりながら図面を書き上げたことや、自主施工で頻繁に現場に通うなど苦労もしました」としながらも「養生のシートなどが取れ、内装全てで見えた時は、『このためにやってきたんだ!』と感動しました。設計事務所のサポートの下、大学院生の段階でこのような経験をさせていただけたことは大きいです」と語っていました。
大学院修了後は、アトリエ系の設計事務所に挑戦する永曾さん。「今回の経験を生かし、住宅をスタートにさらに今後できることの幅を広げていきたいです」と抱負を語っています。

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