国際言語コミュニケーション学科 K.Yさん
(留学時の学年:1年次)
日本でも英語を学ぶことができますが、日本語が使えず、英語を話すしかコミュニケーションをとることができない状況のなかで自分の語学力を向上させたいと思い、留学に参加しました。また、日本にいては気づくことができない異国の文化を肌で感じたいとも強く思ったからです。
月曜日から金曜日まで授業があり、グラマーやライティング、スピードリーディング、リスニング、スピーキング、プレゼンテーションの授業です。教科書や新聞を読んで理解し、自分の言葉でまとめてその場で発表するというのが多かったです。椙山でもプレゼンテーションの授業はありましたが、準備期間があったので時間をかけてまとめることができましたが、マッセイ大学では読みながらキーワードを見つけ、数分でまとめて発表でした。スピーキングは、1つのお題に対してグループで話を膨らませていくものや、1人でそのお題に対して決められた時間話すなど、間を作ってはいけませんでした。ライティングは、読んだものを要約して提出、毎日日記をつけて先生にチェックしてもらって文法も教えてもらっていました。もちろん宿題もあります。パソコンを使ってリスニング問題を解き、携帯でレコーディングをしてメールで送り、後日訂正してもらうという宿題でした。
平日は学校へ行き、授業を受けて宿題して帰るか、シティに出て友達と買い物したりカフェに入ったりしていました。学校では、学生が集まってお話する場所があり、そこでたくさん友達ができました。見かけたら声をかけてくれたり、声をかけてお話したり、一緒にランチしたりしました。また、先生との距離も近く、一緒にいろいろなところに出かけたり、授業後にお話したりしていました。
ウェリントンはとても治安が良く、授業後に歩いて帰ったりもしていました。ホストシスターと同じ学校だったので、待ち合わせして2人で歩いて帰るときもありました。休みの日はホストファミリーと出かけることが多かったです。毎週必ずマーケットやスーパーに行きました。食後にみんなでウォーキングに行ったり、買い物に行ったり、海に行ったりいろいろなところに連れて行ってもらい、日本では体験できないことを体験させてもらったりしました。毎週末みんなで出かけたり、夕食時に今日の出来事を話したり、とても充実した毎日が過ごせました。ウェリントンの人たちはとても優しく、みんな笑顔で教えてくれたり、挨拶してくれたり毎日が楽しかったです。
慣れない環境の中で、言葉の壁を感じ、戸惑うこともありましたが、1つ1つ乗り越える力がつきました。何事も自分でやりとげる自立心や異国の人と触れ合うことでのコミュニケーション力が身につきました。なによりも身についたと感じることができたのは、自分の意見をしっかりと持ち、それを伝える意志力とバラバラな文法でも伝える積極性です。自分の語学力の低さに落ち込んだときもありましたが、これら含めて全てが貴重な経験でした。
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