現代社会の“仕組み”を解明する
現代社会の“仕組み”や現代世界の“謎”について解明したい人が集まります。とくに、「表現・コミュニケーション」という観点から、人びとの意識や行動について調べます。
方法としては、まず、社会研究や文化研究の文献――たとえば、工藤保則ほかの『基礎ゼミ 社会学』(世界思想社、2017)――を読み、自分、家族、福祉、文化、エスニシティ、格差、環境などのテーマをめぐって、みんなで議論します。
つぎに、学生が自分で選んだテーマについてそれぞれ調べ、報告し合い、自由な発想を大切にしつつ、ぎりぎりのQ&Aを繰りかえします。
横家純一 教授 プロフィール
1953年飛騨の山奥で生まれ、河合塾で一浪したのち名大へ。1年間のアメリカ留学(Oberlin College, Ohio)を転機とし、8年間の「名大・留学生相談主事」を経て、1987年に椙山へ。いわゆる“長期滞在者”である。
専門は社会学。なかでも、人びとの生活体験を聞き書きし、それを編集するという「ライフヒストリー研究」に関心がある。中学英語の教科書を使った英語入門の授業にも力を入れている。「中期留学報告書」などの編集もしている。
家族は、妻と2人の子供。趣味は、バレーボール、バドミントン、テニス、映画、「韓ドラ」など。