椙山女学園 大学

学部・研究科

インテリア・プロダクト領域

詳細紹介

プロダクトデザイン分野

担当教員:[教授]滝本 成人

研究テーマ
  1. デザインの歴史とは、材料と加工法の歴史といっても過言ではありません。ここでは新しいデザインの技術開発を目的とした「各種材料と加工法による造形技法・表現技法」を研究テーマとします。最近の研究では、チタン圧延クラッドメタルの熱間処理および陽極酸化法による電解発色、ハーフセレーションブレイドの用途開発、アルミハニカムパネル後アルマイト加工技術を使った用途開発、蓄蛍光素材の用途開発などが、研究テーマとして取り組めます。
  2. 「自助具の研究」 脳卒中後遺障害片麻痺者の支援団体と連携で、使用者から直接意見を取り入れた自助具を考案し、制作または委託制作を行います。最近の研究では、片麻痺者のための調理用自助具、片麻痺者のための着衣を助けるための自助具などが、研究テーマとして取り組めます。また、ここでの成果品は自助具フォーラム(全国大会)で口頭発表と作品展示を行います。
メッセージ
デザイナーを育てるための研究室です。デザイナーの社会的役割とは、デザインの力を社会のためにどのように役立てるかを考えることです。大学院での研究の成果は、日本デザイン学会、自助具フォーラム等で発表し、デザイナーとしての実績を作ってください。
環境心理学分野

担当教員:[准教授]橋本 雅好

研究テーマ
現在の生活環境は、多様なモノ・空間・都市があり、それに伴い、多様な価値観が存在しています。この多様な価値観が存在する生活環境を考える際には、この生活環境内にいる人間の心理、感性や行動を把握することが重要な要素になってきています。そこで、環境心理学分野では、人間が使用するモノ、活動する空間、交流する都市について、多角的な視点から分析し、人間の感性、心理的特性、および行動特性を明らかにすることによって得られた知見を活用して、現在の生活環境とプロダクト・インテリア・建築との関連性を模索します。
メッセージ

現在の生活環境を考える際には、ある一定の視点から考えるだけでなく、多角的な視点から考えることが大切です。そういった多角的な視点を身につけることが環境心理学分野の特徴です。また培った知識や技術を実践することも重要であるため、デザインに関係するコンペやプロジェクトなどにも積極的に取り組みます。研究のテーマやコンペ、プロジェクトの詳細については、橋本雅好研究室のホームページで確認できます。

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