デザイナーを育てるための研究室です。デザイナーの社会的役割とは、デザインの力を社会のためにどのように役立てるかを考えることです。大学院での研究の成果は、日本デザイン学会、自助具フォーラム等で発表し、デザイナーとしての実績を作ってください。
現在の生活環境は、多様なモノ・空間・都市があり、それに伴い、多様な価値観が存在しています。この多様な価値観が存在する生活環境を考える際には、この生活環境内にいる人間の心理、感性や行動を把握することが重要な要素になってきています。そこで、環境心理学分野では、人間が使用するモノ、活動する空間、交流する都市について、多角的な視点から分析し、人間の感性、心理的特性、および行動特性を明らかにすることによって得られた知見を活用して、現在の生活環境とプロダクト・インテリア・建築との関連性を模索します。
現在の生活環境を考える際には、ある一定の視点から考えるだけでなく、多角的な視点から考えることが大切です。そういった多角的な視点を身につけることが環境心理学分野の特徴です。また培った知識や技術を実践することも重要であるため、デザインに関係するコンペやプロジェクトなどにも積極的に取り組みます。研究のテーマやコンペ、プロジェクトの詳細については、橋本雅好研究室のホームページで確認できます。