詳細紹介
建築・住居領域から一定以上の単位を修得することにより、一級建築士登録要件の実務経験1年が免除となります。
地域・建築計画分野
研究テーマ・メッセージ
村上研究室の研究分野、手法、対象のキーワードは、都市・地域・建築の再生、建築計画/地域計画、構法計画/生産システム、建築経済、住宅/団地計画、情報技術、町おこし/村おこし、国際比較・海外事情、超高齢社会・医療、サステナビリティ、木造、意思決定プロセス、エネルギーシステム、技術とデザイン、テーマパーク/非日常空間などです。欧・米・アジア・オセアニアの教育研究者や建築家らとの人脈を生かし、国際共同研究・国際比較研究を積極的に行っています。研究成果に一貫して共通する問題意識は、「時代のダイナミズムを反映した『よい』デザインを如何にして実現するか」という課題で、研究成果をホームページで公開しています。研究活動に加え、研究内容とデザインに対する価値観を世に問う手法として、また、研究・教育へのフィードバックを図る目的で、研究室では、計画・設計活動も行っています。地域計画、建築・住宅設計の実務や、設計デザインコンペティション、デザインイベントなどへ積極的に参加しています。成果については、ホームページを参照してください。
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住宅計画分野
研究テーマ
日本の住まい・生活財・暮らしは、明治以降の近代化過程のなかで大きく変化してきました。今日では、便利で快適な暮らしが実現する一方で、環境の破壊や人々の心の疲弊などが問題となっています。この分野および研究室では、近代化過程の功罪を検証するとともに、日本のよき伝統の今日的再生、自然環境との共生などの視点から、住まいや暮らしのあり方について探究していきます。最近の研究テーマの一例を挙げると、「省資源・省エネルギー的視点による伝統的住様式の再評価」「家庭内生活慣習と環境配慮意識・行動との関わり」「木の骨組を生かす住宅デザインの動向」「住宅作品に見られる『間』仕切りの手法」などです。
メッセージ
上記のような視点から、住宅計画分野での知識を深め研究能力を身につけたいと思う方の入学を期待します。住まいや暮らしのあり方を、ともに考え、テーマを練り、研究をすすめていきましょう。主な研究成果については、生活環境デザイン学科ホームページの教員紹介欄をご覧ください。
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建築環境工学・設備学分野
研究テーマ
人間活動や自然環境により形成される微気候と人間との関連を追究し、人間の快適性を健康問題やエネルギー問題の解決に応用することをめざしています。人間にとって健康で快適な居住環境を創造したり、現在の居住環境を改善したりするためには、温熱環境が人体に及ぼす影響を人体の生理反応や心理反応を通して正確に把握することが不可欠です。快適環境工学研究室では、人間と環境との間の熱の動きという側面から人間の感覚を探究しています。そして、体感温度指標のしくみを明らかにし、温熱環境の評価方法と体感温度を考究しています。研究活動は、温熱環境の人体影響の解明とその結果を居住環境の創造や改善に生かすことを目的とし、住文化とライフスタイルを環境評価に応用することで、快適な住環境の開発に向けた体感温度を組み込んだ環境制御システムの開発を進めるものです。行動性体温調節が評価可能な温熱環境評価指標を開発し、生活空間における至適温熱環境条件を提案していきます。
メッセージ
研究室では、健康で快適な都市・建築・人間環境の創造をめざして、持続可能な居住環境の科学的な解明と環境設計に対する合理的な意思決定を行うための人間を主体とした生理・心理的な研究を行っています。人間と環境に関心を持ち、創造的研究活動に主体性をもって取り組めるよう、課題解決に必要な高度な知識と技術が身につけられるように指導していきたいと思っています。
施設計画分野
研究テーマ
人口減少社会の到来、少子高齢化の進行といった社会情勢の中で、都市や地域における施設総量の最適化や、機能の再配置が求められています。例えば、学校・住宅等の都市施設についても、老朽化、建て替え/維持管理の資金の不足、利用者のニーズの変化への対応など、様々な課題を抱えています。こうした背景を踏まえ、川野研究室では、ファシリティマネジメントの視点からみた都市施設の利活用に関する研究を行っています。最近の研究テーマの例は、「小学校施設ストックの利活用」「公共施設のマネジメント手法」「住宅団地再生プロジェクトの評価」などです。
メッセージ
建築・住居の学問分野全体への関心を広く持ちながら、施設計画についての専門知識を修得し、研究に取り組んでいきましょう。研究の意義を考え・見出す大きな視点と、個々の事象にも着目する細やかな視点の両面から、研究指導を行いたいと思います。主な研究成果については、学科ホームページをご覧ください。
その他詳細情報
大学院生活科学研究科ホームページで公開しています。
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