椙山女学園 大学

大学概要

椙山女学園大学教育改革2015

椙山女学園大学における学士課程教育の質的転換に向けて

本学では、「椙山女学園大学教育改革2013」、「椙山女学園大学教育改革2014」に引き続き、今年度は、「椙山女学園大学教育改革2015」を策定しました。
過去2年においては、本学の個性や特色を活かし、学生等の多様なニーズに質の高い教育で応えていくため、各年度に策定した各教育改革プランの実施計画を積極的かつ確実に実行し、数多くの成果をあげてまいりました。詳細については、本学HPにおいて「椙山女学園大学教育改革2013報告」「椙山女学園大学教育改革2014報告」として報告しております。
本学は、今年度も教育、研究、社会貢献の分野において更なる飛躍をするために、①本学の個性・魅力の明確化と明示、②教育・研究の質的転換、③組織の質的転換、④教育環境の質的転換、⑤財務の質的転換、を軸として、「椙山女学園大学教育改革アクションプラン2015」を公表いたします。本学は、今後も学士課程教育の質的転換を図り、大学改革を進めてまいります。

改革アクションプラン

椙山女学園大学の「教育改革アクションプラン2015」の重点項目は、次のとおりです。

1椙山女学園大学の個性・魅力の明確化と明示

椙山女学園大学の個性・魅力を明確にし、明示するために、「人間になろう」の教育理念を共有・展開します。また、7学部を有する総合大学としての強みを形成・強化するために、学部・学科の連携を強化します。合わせて、伝統ある女子大としての魅力を明示します。

2魅力ある学部・学科・専攻づくり

教育課程の体系性を全学的視点で客観的に検証し、学部・学科・専攻の体系性に合わない科目を整理・統合します。整理・統合して魅力あるものとなった科目については、その体系性に基づき、関連授業科目を明確にし、ナンバリング及びカリキュラムフローを作成し、授業科目を分かりやすく明示します。

3教職員の資質向上

教員及び職員が連携し、FD・SD活動を通じて、スキルアップを図り、組織人としてのモラルを高め、魅力ある教員、職員となることを目指します。

4高大接続、社会連携、国際連携の強化

併設校(椙山女学園高校)のみならず、その他特定高校との連携を深め、入試に限らず、模擬授業、イベント等で連携をしていきます。社会連携においては、その核となる組織を確立し、地域貢献、社会貢献が可能な組織体制を整えます。また、国際連携においては、本学の強みを活かした新たな取組みを推進していきます。

5在学生へのサポート体制の充実

教員及び職員の学生に対する学修・生活におけるサポート体制を実質化するとともに学生同士が相互に支援できる制度を構築し、学生の主体的な学習意欲の向上を図ります。また、今年度から設置されたキャリア育成センターにおいて、入学から卒業、さらには卒業後まで含めた支援体制を確立し、キャリア教育と連動させて「トータルライフデザイン教育」を実質化します。

6教員組織の確立

本学の教員像を確立するため、教員に求める能力・資質などの基準を定めるとともに、「教育」「研究」「社会貢献」「大学運営」における教員の果たすべき役割を明確にし、教員組織の機能化を図ります。

7未来に向けて

「高大接続実行プラン」など、国の政策動向を踏まえつつ、大学が一体となって本学の入試の在り方・新たな方策について検討し、今後の入試改革プランを策定します。

椙山女学園大学改革アクションプラン2015
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