さわやかな風に温かい日差し。戸外遊びが楽しい季節になりました。園庭には色とりどりの花が咲いています。花の色の美しさや匂いに惹かれて、子ども達も花びらに優しく触れたり、保育士の真似をして匂いを嗅いだりしながら春の自然を感じ取ってくれています。蟻や蝶、ダンゴ虫などの虫たちも姿を見せ始めました。保育士と一緒に蟻を見つけると「いた～！」「アリ」と声を出して大興奮です！園庭の壁を上る蟻の動きを追い、しゃがみ込んで興味津々でじーっと見ていました。友達と肩を並べて虫探しに奮闘する子ども達の姿も見られました。

園庭のプランターを移動させるとダンゴ虫が現れました。一緒に見つけた子ども達と顔を見合わせ「ダンゴ虫いたね」と話すと「いた～！いた、いた！」と指を差して一生懸命に伝えてくれました。少し後ずさりして「むしむし」と隣の子と話す子、すぐにダンゴ虫に触ってみる子、指でつまんでみる子などそれぞれのかかわり方で自然物に触れている子ども達です。又、砂場用玩具の容器にダンゴ虫を入れて眺めてみたり、保育士の手にのった虫を触ってみたり、子どもの手にのせると「ほらっ」と得意気に友達に見せています。"明日も一緒に虫探しなどが出来るといいね！"子ども達の気づきや発見を大切に受け止めて日々の保育に携わっていきたいと思っています。