2020.06.15
2歳児の日課に畑やプランターの水やりがあります。
好きな色のぞうさんのジョーロを選び、水を入れて運んでいく子どもたち。持ち方が傾いてしまうとこぼれてしまいますが、<鼻の下と取っ手を持って運ぶ>ということを伝えるとこぼさないようにそーっと運んでいます。慣れてきた子は運ぶスピードも速くなってきました。
毎日水やりをしながらぼっちゃんかぼちゃやスイカ、キュウリの成長を見て「赤ちゃんキュウリできたね!」「かぼちゃのベイビーちゃん、ここにいるよ」「かわいいね」等と子ども同士の会話も聞こえます。小さなキュウリに「大きくなあれ~」と直接水をかけて願う子もいます。プランターの下にはダンゴ虫がかくれていることも子どもたちには嬉しい発見でした!
先日、キュウリが大きくなったので収穫をしました。前日よりも大きくなっているキュウリにじっくり触れてみた子どもたち。「チクチクして痛い!」と驚いたり、「ザラザラしてる」「ポチポチがある」とそれそれの感じた表現の仕方で伝え合ったり、「なんで上はツルツルで、下はチクチクなの」と不思議がる子もいました。また、手で引っ張っても取れないことを伝えると、スコップで切ろうとする子もいました。できたキュウリを給食で出してもらうと、「ポリポリしておいしいね」と良い音でかじってにっこり。今後も成長や栽培を楽しみながら小さな生き物や自然に親しむ経験をたくさん積んでいこうと思います。