10月17日（木）、最近多くのテレビ番組に出演し活躍中の動物写真家・小原玲氏を招き、年長さんが地球温暖化についての話を伺いました。
　小原氏は極地で撮影したアザラシの赤ちゃんの写真をたくさん見せてくださいました。数多くの写真の中でも子どもたちが興味を持って見たのは、当園の卒園児でもある小原氏の息子さんがアザラシの赤ちゃんを枕にして流氷の上で寝そべったり、氷を滑り台にして遊んでいる写真。多くの園児はフワフワの毛に覆われたアザラシの赤ちゃんを触ってみたいと言っていました。同氏がアザラシの赤ちゃんは氷上で生まれ育つと説明し、現在と昔の流氷面積の違いなどの画像を見せて、近年いかに過酷な環境で生存しているかを教えてくれると子どもたちは真剣な顔つきになり、話に釘付けになりました。温暖化の話は「自然の中で遊んでほしい。自然を好きになれば大切にする」と締めくくられました。
　写真を見終わってから、小原さんが実際に極地で写真撮影する際に着用しているダウンジャケットを着せてもらうため、子どもたちの長蛇の列ができました。また住宅の壁にも使われる断熱材が入った防寒用長靴も見せていただきました。
　またアザラシの赤ちゃんに関するサイン付き写真集を幼稚園にプレゼントしていただき、子どもは大喜びでした。