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著名日本料理人による「日本食文化」シンポジウムに中・高生徒60名が参加

著名日本料理人による「日本食文化」シンポジウムに中・高生徒60名が参加

2016.06.30

 6月18日(土)に名古屋観光ホテル(名古屋市中区)で全国青果物商業協同組合連合会全国大会が開催。文部科学省から平成28年度スーパー食育スクールに指定された本校の中学生、高校生合わせて60名が招待され、日本食文化について学びを深めました。
 同大会では、料亭「菊の井」主人村田吉弘氏、「たか田八祥」主人高田晴之氏、「呉竹」社長高倉伸顕氏ら著名日本料理人による「日本食文化」をテーマにしたシンポジウムを開催。参加した生徒たちは、ユネスコ無形文化遺産である「和食」の特徴や、農作物や日本近海で獲れる魚の種類の多さからくる食材の豊かさ、醤油や味噌といった発酵調味料を使った調理法などの基礎知識から、「いただきます」とは食材の命を自分の中にいただいて生かすという仏教哲学の考え方からきていることなどの文化的側面や、アメリカのマクガバンレポートで日本型食生活が栄養バランスのとれた食事として発表され、世界で注目されていることなど、日本食文化に関する幅広い知識を学ぶことができました。
 また、生徒たちは野菜を使ったお菓子の提案として「まいたけクッキー」を手作りで持参し、大村秀章愛知県知事をはじめシンポジウム参加者へ試食品として配ったほか、調理方法を特設ブースに展示しました。試食した方からは、「まいたけの香りがするし美味しいね」と高い評価をいただきました。
 シンポジウム終了後には、生徒たちは3名の講師の方々と和食についてさらに懇談するとともに、調理部の生徒が日本料理の名店である名古屋観光ホテルの「呉竹」の料理人に「だし巻き玉子」の作り方を直接教えていただきました。